- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県南阿蘇村
- 広報紙名 : 広報みなみあそ 令和7年7月号
高血圧などの生活習慣病は、日頃の食事が影響してきます。村の特定健診結果では重症高血圧者(160/100以上)の割合が年々上昇しております。今回は高血圧の原因の一つである塩分摂取と熱中症について考えていきます。
(1)水分摂取(1日当たり目安1.2ℓ※環境省熱中症予防情報サイト)
(2)農作業や運動など発汗が多い場合は、水分とともに少量の塩分を補給する。
水分だけ摂ると血液中のミネラルが低くなることがあります。その場合は、水分とともにスポーツ飲料や経口補水液などで塩分やミネラルを補給することが勧められますが、スポーツ飲料では糖分の摂り過ぎに注意が必要になります。
(3)食塩は高血圧の人は夏でも制限することが望まれます。(1日6g未満)
発汗により塩分やカリウムなどのミネラルがいくらか失われますが、日本人の摂取量平均は1日10gと多く、必要量をはるかに超えています。日頃から減塩を心がけている人や薬を服用中の人はかかりつけ医にご相談ください。
【食品に含まれる食塩量】
◇《50食限定》おいしい減塩キャンペーン 減塩啓発イベントの開催
日時:7月4日(金) 午前10時~正午予定
場所:役場1階 エレベーター前
内容:スマートミール弁当50食販売、減塩あか牛漬け込み肉販売、減塩食品サンプル配布、減塩高菜漬けの試食、減塩レシピの紹介 など
※スマートミールとは日本栄養改善学会・高血圧学会・糖尿病学会などの認証があり、栄養バランスや塩分量に配慮した食事のこと
問い合わせ:健康推進課 保健係
【電話】0967-67-2704