健康 ちょこっと健康コーナー

■糖尿病の合併症について知ろう!
糖尿病の慢性合併症は数年から数十年の経過で、ゆっくり生じていきます。かなり進行するまで症状が出ないこともあり、気づかないうちに合併症が進むと、時として命に関わる重い状態となる場合もあります。

《糖尿病の合併症》
◇細小血管症…細い血管が高血糖により障害されて起こる合併症
・網膜症(目に起こる合併症)…視力障害の引き金となります。
・腎症(腎臓に起こる合併症)…腎臓の働きが低下し透析になることもあります。
・神経障害(神経に起こる合併症)…手足のしびれや痛み、感覚低下などが起こります。

◇大血管症…心臓や脳などの太い血管が高血糖により障害されて起こる合併症
・脳梗塞
・心筋梗塞
・末梢動脈疾患…足の血管が詰まり血流が悪くなる病気です。壊疽の原因にもなります

合併症を予防するには血糖コントロールが重要です。
自覚症状がなくても定期的に検査を受けるようにしましょう。

問い合わせ:健康推進課 保健係
【電話】0967-67-2704