- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県南阿蘇村
- 広報紙名 : 広報みなみあそ 令和7年8月号
■災害への備えは大丈夫ですか?
近年、全国的に豪雨や台風による大規模災害が相次いで発生しています。これまで災害による被害が少なかった地域でも、予想以上の降雨や地震などにより災害が発生する可能性が考えられることから、常日頃から、食料、生活用品などの準備や避難要領を確認するなど、起こりうる災害に備えることが大切です。
1.予防的避難の重要性
台風や大雨は、地震と違い、事前にある程度危険性を予測することが可能です。「このくらいなら大丈夫だろう」と過信することなく、最新の気象情報を参考に、危険が迫る前の明るい時間帯に予防的避難を心掛けましょう。
2.正しい防災情報の入手
災害から身を守るためには、最新かつ正確な防災情報を入手することが重要です。インターネットは情報を入手するのに有効な手段ですが、偽・誤情報が含まれる可能性があることを認識し、安易に信じて行動せず、自治体のホームページなどで正確な情報を入手しましょう。また、安易に偽・誤情報を投稿・拡散しないようにしましょう。
3.予想される風水害
降った雨が大量に土壌に含まれると土砂崩れや土石流が発生する可能性があります。急傾斜地は特に土砂崩れなどが発生する危険性が高くなります。
4.危険な行為
雨風が強いときに、『田畑の様子を見に行く』『屋根などの高所で作業をする』などの行為は大変危険です。絶対にやめましょう!!
5.備蓄食料などの準備~無駄にならない日常備蓄~
日頃利用している食料品や生活必需品を少し多めに購入しておく「日常備蓄」ならば比較的簡単で無駄にならない備蓄ができます。ライフスタイルにあわせて家庭で必要なものを準備しておきましょう。
■水難事故に遭わないために
・子どもだけでの水遊びはさせないようにしましょう。
・子どもから目を離さないようにしましょう。
・飲酒しての遊泳は絶対に行わないようにしましょう。
・浮き輪やロープなどの救命用具を準備しておきましょう。
・釣りは、高波と足場に十分注意し、救命胴衣を着けましょう。
・河川での水遊び中に天候や水量の変化に気が付いたら、すぐに川から上がりましょう。