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■心がけたい生活習慣「一無二少三多」
2月は生活習慣病予防月間です。生活習慣病予防協会が啓発を進めている健康標語に『一無、二少、三多』があります。

▽一無…無煙・禁煙
たばこの煙には250種類の有害成分が含まれ、70種類以上には発がん性が確認されている。有害成分にはニコチンや一酸化炭素、タールなどがあり、禁煙することで健康改善につながる

▽二少…少食(腹八分)、少酒
暴飲暴食を控えることは、体の機能を健康な状態に維持していくうえでとても大切。糖尿病や脂質異常症、高血圧などの予防・治療の基本は食生活。腹八分目でやめる、偏食をしない、よく噛んで食べる、三食を規則正しく食べることなどを心がけることが重要

▽三多…多動(体を動かす)、多休(休養)、多接(多くの人やものに接する)
日常生活の中で身体活動を多くして、しっかりと休養をとり、多くの人と交流し、さまざまなものに好奇心をもって接することで、創造性豊かな生活を送ることが大切

■ことしの予防月間のテーマは「少酒」
過度な飲酒が長く続くと、さまざまな影響があります。中でも怖いのはアルコール健康障害。今後も長く飲み続けられるように「少酒」が勧められています。
厚生労働省では純アルコール量と分解時間の目安が分かる「アルコールウォッチ」が提供されています。ビールやハイボール、焼酎、ワインなど飲んだ合計の純アルコール量がすぐに分かりますので、ぜひ使ってみてください。
引用元:日本生活習慣病予防協会ホームページ、厚生労働省ホームページ

保健師 野々原亜紀