子育て 20年続く交流 龍谷大学女子柔道部小中学生と交流

2月23~26日に本町で合宿した龍谷大学女子柔道部。23日と25日に湯前中学校柔道場で教室を開き、小中学生と汗を流しました。
同大学の合宿は明導寺住職で柔道クラブの監督を務める藤岡教顕(のりあき)さん(50・上里3)が同大学のコーチを務めていたことがきっかけで平成17年から始まり、ことしで20周年。現在まで数多くの小中学生が練習に参加し、日本各地で活躍しています。
23日の柔道教室では部員に作法や技のコツなど、柔道の楽しさを伝えました。25日は小林西高校(宮崎県)と合同練習を実施。途中から部員も参加して、大学生と一緒に乱取りをしました。部員は練習や交流を終えてにっこり教室で習ったことを思い出して、いろいろな技に挑戦。大学生からのアドバイスを聞きながら、楽しく交流しました。
教室に参加した藤岡彩南(さな)さん(湯前小4年・上里3)は「大学生は素早く技をかけるところがすごかった。教えてもらったことを練習や試合で生かしたい」、黒木悠理(ゆうり)さん(同小2年・上里3)は「大学生と練習して、投げる姿がきれいだった」と話しました。藤岡さんと黒木さんの兄も以前教室に参加して、同大学の選手に憧れを抱き、現在は龍谷大学で柔道を続けています。交流がさらなる高みを目指す要因となっているようです。