子育て 湯前中学校第78回卒業証書授与式 新たな夢と希望を持って

3月9日、湯前中学校体育館で第78回卒業証書授与式が開かれ、卒業生30人がそれぞれ旅立ちました。
卒業生は在校生や保護者に見守られる中で堂々と入場。酒井勇一校長から一人一人に卒業証書が手渡され、笑顔で受け取りました。卒業証書を渡し終えた酒井校長は「皆さんは困難を経験し、みんなで協力して乗り越えてきた世代。仲間を思いやり、互いに力を合わせて中学校生活を全力で全(まっと)うした姿は、今後後輩たちが通る道筋をはっきりと示してくれた。皆さんには予測困難な時代でも、たくましく柔軟に乗り越えていける力が備わっていると確信している。自信を持って自分の道を突き進んでほしい」と卒業生を送り出しました。
送辞では在校生代表の藤岡祐将(ゆうと)さん(2年・上里3)が「先輩たちと出会えたことに感謝。とても仲が良く、団結力がある先輩たちがそれぞれの夢へ飛び立つが、小学校から一緒の仲間をいつまでも忘れず、新たな舞台でも自分らしく輝き続けてほしい」とエールを送りました。

■湯中生の誇りを胸に
卒業生を代表し、吉田楽々(らら)さん(野中田1)は「湯前で育った私たちはたくさんの人に出会い、支えてもらった。また中学の3年間では先輩や後輩にも支えられた。私たちは別々の道を歩み始めるけれど、どんな困難が待っていても、湯中生という誇りを胸に力強く歩んでいく」と3年間を振り返って答辞。式を終えた卒業生は在校生から記念品をもらって退場。3年間の中学校生活に幕を降ろし、9年間の義務教育が終了しました。