くらし 〔議会だより 第45号〕郡市議会で初の合同研修

■くま鉄全線開通へ全力
◇郡市議会で初の合同研修

2月19日(水)、球磨郡町村議会議長会と人吉市議会との合同研修会が錦町の福寿庵で初開催され、郡市の議会議員が一堂に会するこれまでにない試みとなった。
当日は、くま川鉄道(株)の永江社長による講演があり、令和2年7月豪雨災害からの復興に全力で立ち向かう中、赤字経営がクローズアップされることの多いくま川鉄道がテーマであったが、特に郡市の高校生にとっては必要不可欠な通学の足であり、郡市の歴史と文化の継承、公共交通、教育、観光などの地域づくりの観点だけでなく、地域の存続そのものを担う最も重要なインフラの一つと言っても過言ではないだろう。郡市に共通する課題の解決に向けては、地域全体で考える機会がもっと必要である。

講演:「くま川鉄道の存在意義」
講師:くま川鉄道(株)
取締役社長 永江 友二(ながえ ゆうじ)氏