くらし 包括だより

■認知症初期集中支援チームがあります
○認知症初期集中支援とは?
認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域で暮らし続けられるために、できる限り早い段階で関わり、認知症やその家族の困りごと、心配ごとに寄り添い、介護負担軽減などの支援を行います。

○認知症初期集中支援チームについて
認知症の疑いのある人や認知症の診断を受けている人を、早期に医療や介護サービスにつなぐために、サポート医や社会福祉士などの専門職が訪問し、初期の支援を行うチームです。

○支援の流れ
相談:球磨村地域包括支援センターへ相談
訪問:現状確認のため、チーム員が本人や家族から聞き取りを実施
チーム員会議の開催:適切な医療サービスや介護サービスを検討し、支援方針を検討
支援の実施:会議で決まった方針に基づいた支援の実施
関係機関へ引き継ぎ:ケアマネージャーなどへ引き継ぎ、後方支援に移行

○支援対象になる人
在宅で生活をしている40歳以上の人で、認知症の疑いのある人、認知症の診断を受けている人で、次の内容に当てはまる人が対象となります。
・医療や介護サービスを利用していない人
・サービスの利用を中断している人
・サービスを利用しているが、認知症の症状が重く対応に悩んでいる人

「最近、もの忘れが増えてきた」、「認知症で生活に支障がでてきた」、「ささいなことでも怒りっぽくなった」、「今後の介護の不安」など自分や家族の症状が気になるときは、球磨村地域包括支援センターへご相談ください。

■認知症サポーター養成講座を開催しました
1月23日、認知症サポーター養成講座をエスペランサ桜峯集会室で開催し、地域住民12人が参加しました。
これは、認知症の人やその家族が安心して暮らし続けることができる地域づくりを推進するため、地域のなかで認知症の人や家族を支援する「認知症サポーター」を養成する取り組みです。講座では、認知症の症状や本人・家族の気持ち、認知症の人への声掛けや接し方などを学びました。参加した人は、対応の良い例と悪い例を実際に考え、理解を深めました。

■高齢者が住み慣れたむらで安心して暮らしていくために「球磨村地域包括支援センター」があります
高齢者の介護や福祉、健康、医療などの相談や支援を行う総合相談窓口です。
LINE公式アカウントでも、相談を受け付けています。
ID:@715uerfd

■日隠班健康づくり出前講座
1月23日の健康づくり出前講座に5人で参加し、鵜口人権教育指導員からSDGs(持続可能な開発目標)について講話があり、17の国際目標について考えました。昔と今とで変わったことや、日本と他の国とで違っていることなどを話し、「住み続けられるむらづくり」のため、ごみの分別方法に気をつけていきたいと思います。

■宮園班健康づくり出前講座
2月12日の健康づくり出前講座に5人で参加し、訪問看護のサービス内容や利用する時にかかる費用、サポート体制などを学びました。
今のうちからもしもの時に備えて、自分らしく生きるために受けたい医療やケアなどについて、家族や周りの人と話し合っておくことが必要だと思いました。

■村で介護サービスにかかった給付費
令和6年12月 4,319万3,185円
前年の12月 4,495万5,710円
(県国民健康保険団体連合会業務統計表より)

問い合わせ:地域包括支援センター
【電話】32-1112