くらし 人が集い支えあう未来へつなぐ「あさぎり町」を目指して 令和7年度施政方針

3月11日(火)~21日(金)に開催された令和7年3月の定例議会において、北口町長が表明した令和7年度施政方針の一部を抜粋してお伝えします。

令和7年度は、第3次総合基本計画の前期4年の2年目を迎えます。その中での課題をしっかりと見極め、町民のみなさまと連携により一体感を高めながら推進していきたいと思います。
令和5年度に公表された国立社会保障人口問題研究所の将来人口推計によると、あさぎり町の人口は40年後には7,000人と現在の約半数になると見込まれています。この流れを変えていく施策が今後重要であり、人が減り続けるこれからの社会にどう対応していくか、町を持続させていくためにどんな対策を取るべきか、人口減少・少子高齢化への対応は最重要課題として全力で取り組んでいかなければなりません。
令和7年度は、人口減少や少子高齢化が急激に進む中において、今こそ積極的な財政運営を行い、「人が集い支えあう未来へつなぐ『あさぎり町』」の実現を目指すことが必要であると考えました。
具体的には、子ども・子育て支援のための保育料の無償化や、修学旅行補助の拡充、防災・減災のための伊賀川改修や鍋塚排水路の拡幅工事、DX推進のためのコンビニ収納の整備、物価高騰対策のための生活応援券の給付や農林業資材高騰対策支援などについて、積極的な取り組みを行うこととしました。
町民お一人お一人が自信と誇りを持って暮らせる「あさぎり町」を実現するために、各種施策を着実に進めてまいります。町民のみなさまにおかれましては、より一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

令和7年3月 あさぎり町長北口俊朗

01.魅力ある就業・産業の構築
農業の労働力不足解消やスマート農業推進支援に注力し、収入保険への加入促進も継続します。災害対策として排水路や取水堰の整備を進め、林業の労働環境改善や森林管理、商工業では駅周辺の活性化と地域産業支援を推進。また、観光振興ではRPGアプリや交流事業を活用し、定住促進を図っていきます。

■農業
スマート農業機械導入費用の支援
災害対策の工事(鍋塚排水路、仁王地区取水堰)

■林業
労働環境整備・林業振興基金の活用

■商工業
あさぎり駅周辺活性化のプラットフォーム構築
事業承継・起業支援、振興補助金の継続

■観光振興
スマホRPG「あさぎりクエスト」の活用促進
ワーキングホリデー事業による移住・定住促進

02.魅力ある健康・福祉の構築
人口減少や少子高齢化への対応として健康寿命延伸を目指し、包括的支援体制の構築や子育て環境の整備を進めます。
また、介護人材の不足への対策や産後ケア事業の充実、福祉施設管理の効率化を推進し、町民の課題に寄り添うまちづくりを促進します。
・健康寿命延伸のための介護予防と健康増進事業の充実
・生活困窮者への支援や包括的支援体制構築
・産後ケア事業の充実(乳児1ヶ月健診助成を新設)
・保育料および副食費無償化
・ケアマネージャーの資格取得支援と事業所負担軽減策
・救護施設しらがね寮の民間移譲準備

03.魅力ある生活基盤の構築
気候変動への対応や防災力の強化、水害対策、道路整備、安全で安定した水道供給体制の構築し、町民の安心を確保します。
また、旧庁舎跡地など未利用公有財産の利活用検討を通じ、地域振興・定住促進を図り、町と民間の連携により財政負担の軽減を目指します。
・最新の防災マップの作成
・河川整備(伊賀川の改修、流域治水対策)
・豪雨や過去の台風被災地の復旧事業
・水道施設の再編整備計画(岡原地区配水管新設、緩速ろ過設備見直しなど)
・通学路の歩道整備、道路や橋梁の改良・補修
・サイクルルートとの連携による周遊コース整備
・屋外放送設備の老朽化対策・更新
・公有財産(旧庁舎跡地など)の再活用検討

04.魅力業ある教育・文化の構築
人口減少や少子高齢化を背景に、教育環境の質を向上し、地域活性化を図ります。学校施設の老朽化問題への対応、修学旅行費補助拡充、南稜高校活性化を図り地域連携強化を進めます。また、本目遺跡発掘調査30周年記念事業として、重要文化財の展示を実施し、地域文化の拠点としての役割を強化します。
・中学校の管理棟などの改修を実施し、安心安全な学習環境を整備
・保護者負担軽減を目的とした修学旅行補助の拡充
・南稜高校の活性化・魅力化を図るため、専門コーディネーターを配置し、地域連携を強化します。
・本目遺跡記念事業として、出土品展示と重要文化財の里帰り展示を実施し、文化財の周知を図ります。