健康 VOICE(ヴォイス)人が輝き心かよう町づくり 町長からのメッセージ

暑中お見舞い申し上げます

■熱中症対策をお願いします
今年の梅雨明けは平年より早く、厳しい夏が長く続きそうです。水不足の懸念もあるため、皆様の体調管理、農作物の管理に十分ご留意ください。
また近年、猛暑による熱中症事故が増加傾向にあることから、労働者の健康と安全を守るため、厚生労働省は本年6月1日より労働安全衛生規則を改正し、事業者に対し熱中症対策を義務付けました。農業者や農業法人を含む、労働者を雇用するすべての事業者が対象です。具体的には、熱中症のリスクのある労働者の早期発見と対応体制の整備、対策手順の作成・周知、WBGT値※低減に向けた取り組み、適切な休憩場所の確保、作業環境や服装の工夫などが求められています。全ての事業者の皆様には、これらの対策を徹底していただき、労働環境の安全確保に努めていただきたく存じます。

■ふるさと関西会総会
さて、5月25日(日)、第12回ふるさと関西会総会に出席しました。平成17年の初回開催から20周年を迎える記念すべき総会で、総勢78人の参加者の皆様と大変有意義な時間を過ごすことができました。令和6年度の事業報告や収支監査報告、令和7年度の事業計画、予算、役員改選(案)などが承認され、続く懇親会では久しぶりの再会に会話が尽きず、大変な盛り上がりを見せていました。私からはあさぎり町の現状、くま川鉄道、肥薩線の状況などを話しましたが、皆様が令和2年7月豪雨後の人吉球磨の復興を深く案じておられることが伝わってきたとともに、改めてその様子を知っていただく機会にもなったようです。町内在住の上杉芳野さんも特別ゲストとしてトークとダンスを披露し、会場を盛り上げてくださいました。
一方で、会の課題は会員の高齢化に伴う減少、そして若手会員の確保です。個人情報保護で連絡も難しい状況のため、町民の皆様のお知り合いで、あさぎり町出身の関東・中部・関西方面にお住まいの人がいらっしゃいましたら、ぜひご紹介ください。
故郷を思う熱意から、毎年多大なご寄付や豪雨義援金、ふるさと納税など、ふるさと会の皆様には心より感謝申し上げます。

※WBGT値…熱中症の危険度を評価するための指標で、気温、湿度、輻射熱の3つの要素を考慮して算出されるもの。