文化 市長コラム21虫の目と鳥の目と魚の目と

■山鉾の棒鼻に乗りました!
日田市長　椋野美智子
今年の日田祇園、女性は乗れないと言われていた山鉾の棒鼻に乗せていただきました。
伝統の祭りですから、乗りたいと言って乗れるものではありません。
災厄を払い地域の安泰を願う日田祇園、その山鉾のかじを取る棒鼻に乗せると言われたことは、市のかじ取り役として認めてもらえたようで、とても嬉しく思っています。

県内初の女性市長ですが、女性市長だからと、市民の皆さんや議会や職員が協力しないことなどないし、市長としてやりたいこと、やらなければならないことをあきらめたこともありません。
だから、心配しないで、もっとたくさんの女性に政治の世界で活躍してほしい。

政治だけではありません。土木や建築や消防や自治会、従来、男性の領分だと思われていたところに勇気をもってどんどん足を踏み入れてほしい。その方がまちも組織も元気になります。
市も、ハラスメント対策やワークライフバランスを進めて応援します。

「何だってできるんだよ、何にも夢をあきらめなくていいんだよ」
女の子たちに、もちろん男の子たちにも、そう言える日田市を目指して、一歩ずつ進みます。