- 発行日 :
- 自治体名 : 大分県竹田市
- 広報紙名 : 広報たけた 2025年7月 NO.244
南海トラフ沿いの大規模地震(M8~M9クラス)は、今後30年以内に発生する確率が80パーセントであり、昭和東南海地震・昭和南海地震の発生から約80年が経過していることから切迫性の高い状態です。いざというとき「あわてない」ために、地震が起きた際の正しい行動を身につけましょう。
■命を守る行動をしよう
地震が発生したら…
まずは身の安全を確保しましょう。次に、火の元を確認し、ドアや窓を開けて逃げ道を作りましょう。(在宅避難が可能な場合は、無理に避難する必要はありません)
避難する場合は、ブレーカーを落とし、ガスの元栓を閉めて非常用持ち出し品を持ち、避難所、安全な親戚・知人宅に避難しましょう。
■突然の揺れ地震発生揺れを感じたら、まず身を守る行動を
・屋内…すぐテーブルの下に隠れる。慌てて火を消しにいかない。
・屋外…ブロック塀や窓ガラスから離れる。
■いつ発生するか分からない地震に備えて…
日ごろから、基本的な行動パターンを家族で話し合っておきましょう。
水や食料の備蓄、非常用持ち出し品の準備、避難場所、避難経路等の確認、家族との安否確認手段の取り決め、家具の固定など、地震への備えをしましょう。また、地震はいつ発生するか分かりません。外出先等で正しい行動ができるよう心掛けておきましょう。
・家具の固定
・避難場所や避難経路の確認□非常用持ち出し品の準備
・感震ブレーカーの設置
・水や食料の備蓄
・建物の耐震化
■どこに逃げるかチェックしましょう。
「竹田市防災マップ」をお配りしています。自宅付近の災害リスクや安全な避難場所を確認しましょう。
※防災マップは、市公式ホームページからもご確認できます。
■南海トラフ地震臨時情報」が発表されたときの対応を確認しましょう!
気象庁は南海トラフ全域を対象として、異常な現象を観測した場合や地震発生の可能性が相対的に高まっていると評価した場合に、南海トラフ地震臨時情報を発表します。
▽南海トラフ地震とは
巨大地震:駿河湾から日向灘沖にかけてのプレート境界を震源とする大規模な地震
切迫性:おおむね100~150年間隔で繰り返し発生し、今後30年以内の発生確率が80パーセント程度
被害甚大:想定される震源域が広く、また陸地に近いため、大きな被害が予想される
竹田市の最大震度:6弱
大分県で想定される津波の高さ:最大10m超
※大分県の最大震度は、震度6強が想定されています。
■「南海トラフ地震臨時情報が発表される流れと発表された場合の対応
気象庁が南海トラフの想定震源域等で異常な現象を観測
※(巨大地震警戒)、(巨大地震注意)のいずれにも当てはまらない現象と評価した場合は、気象庁が「南海トラフ地震臨時情報(調査終了)」を発表します。
問合せ:総務課防災危機管理室
【電話】63-4800