くらし 市長コラム

令和6年度の本市へのふるさと納税の寄付額は、過去最高の132億円に達し、全国8位という結果が得られました。市制100周年という記念すべき年度に、目標としておりました100億円を達成できましたのも、ひとえにご寄付をお寄せいただいた全国の皆さまからのご支援はもとより、本市のふるさと納税に関わっていただいている返礼品提供事業者さまをはじめとする関係者の皆さまのご協力の賜物と、心より厚く御礼申し上げます。
寄付額の約3割は地元返礼品事業者の売上として地域経済を支え、約5割は宮崎市の歳入として、必要な予算に有効活用させていただいております。本誌11ページでは、その活用事例の一部をご紹介していますので、ぜひご覧ください。
一方で、年々増加する福祉関連予算に加え、物価高騰への対応や、消防局庁舎、市役所庁舎、交流センターなどの建て替え事業を控える本市の財政状況は、依然として厳しい状況にあります。
こうした状況に対応すべく、業務効率化による経費削減に取り組むとともに、国・県の予算を最大限に活用し、さらには寄付を含む多様な歳入の確保に向け、引き続き全力を尽くしてまいります。

宮崎市長 きよやま とものり