- 発行日 :
- 自治体名 : 宮崎県宮崎市
- 広報紙名 : 市広報みやざき No.985 令和7年11月号
人と人との温かいつながりを感じられる仕事が介護職。「大変そう」「つらそう」というイメージを持たれがちですが、人と関わる介護の仕事は、何ものにもかえがたい喜びや感動がたくさんあります。同時になくてはならない職業です。今回は介護職のやりがいと魅力をお伝えします。
◆介護職のQ and A
Q.長く働き続けられる?
A.シフト制が多く、体力に自信がなくても調整可能です。休みの取りかたに融通がききやすいため、長く働き続けやすい仕事です。
Q.未経験でもできる?
A.未経験でもはじめやすく、資格取得やスキルアップが可能です。人と関わることが好きで、人の支援にやりがいを感じる人に適しています。
◆どんな職種がある?
▽ヘルパー
介護職の最も中心的な役割。高齢者や障がいを持つ人の日常生活をサポートします。食事・入浴・排せつ・着替えなどの身体介護やレクリエーションの企画・実施、調理、掃除、買い物などの生活援助を行います。
▽介護支援専門員(ケアマネジャー)
介護が必要な人やその家族の相談にのり、最適な介護サービスが受けられるようにケアプラン(介護サービス計画)を作成。さまざまなサービス事業者との連携・調整も重要な仕事です。
上記以外にも、理学療法士や作業療法士など、介護に携わる専門職はたくさんあります。
○介護人材の不足見込(宮崎県全体)
2022年度:介護職員数22101人
2026年度:現状推移見込21745人 必要数との差2563人
2040年度:現状推移見込19512人 必要数との差7771人
出典:厚生労働省「第9期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について」
厚生労働省の推計によれば、介護職員の必要数は増加し続け、2040年度には宮崎県全体で約7800人が不足する見通しです。市の介護職員数は県全体の約38パーセントを占めると推計されるため、本市においては2040年度に約3000人の不足が予測されます。介護職は将来的になくてはならない職業です。あなたの力をこの仕事で生かしてみませんか?
◆介護職のメリット
・身に付けた介護の技術や知識は自分の家族を介護するときにも役に立ちます。
・年齢や性別に制限がなく働けます。出産後や子育てが終わってからのセカンドステージなど、転職に向いています。
◆市の取り組み
『介護職・ケアマネジャー資格取得補助事業』
市では、介護職員やケアマネジャーの研修に対して、受講料の補助を行っています。詳しくは市のホームページに掲載しています。
問い合わせ先:地域包括ケア推進課
【電話】21-1773【FAX】31-6337
