健康 骨粗しょう症について知ろう!

骨がもろくなり、日常生活に支障を来すこともある骨粗しょう症。近年は若い世代でも注意が必要です。今回は、その予防法などを紹介します。

■骨粗しょう症ってどんな病気?
骨粗しょう症は全身の骨量が減り、骨がもろくなる病気です。骨量は男女とも40歳代から減少し始めます。特に女性は、加齢による女性ホルモンの減少に伴い、骨量の減少が起こりやすく、発症リスクが高まります。
また近年では、若年層でも痩せ志向や無理なダイエットに伴うカルシウム不足により、骨粗しょう症の発症が懸念されています。
骨粗しょう症が進行すると、次のような症状が現れます。
・背が低くなる
・腰や背中の痛み・湾曲
・転倒による骨折のリスク増大

■骨密度の減少を防ぐには
骨粗しょう症の予防には、毎日の習慣が大切です。
食事:バランスの良い食事を基本に、カルシウムやビタミンD、ビタミンKなど丈夫な骨を作る栄養素を意識して取り入れる
運動:ウオーキングや筋力トレーニングなどの運動を行う

○骨粗しょう症予防運動
自宅でも簡単にできる片脚立ちに挑戦してみましょう。
左右1分間ずつ 1日1~3回
効果:バランス能力を高め、脚の付け根の骨を強くする
方法:両手を腰に当て、片足を床から5~10cm上げて静止する
※支えが必要な場合は、壁や机などに手をついて行いましょう。骨折している人や通院中の人は、医師に相談ください
「毎日つづけようロコモ運動」骨粗鬆症財団パンフレットより

・小牧病院 院長 小牧亘先生
骨粗しょう症が気になる人は、近くの整形外科を受診しましょう。今年も10月の「世界骨粗しょう症デー」にあわせたイベントを予定しています。詳しくは、市ホームページなどでお知らせします。

問い合わせ:健康課
【電話】23-2765