- 発行日 :
- 自治体名 : 宮崎県日南市
- 広報紙名 : 好きです にちなん 2025年1月号
一人一人の備えから始まる~地域防災~
令和6年を振り返ると、元日に発生した石川県能登半島地震など、全国各地でさまざまな災害が発生しました。日南市でも4月に震度5弱、8月には震度6弱を観測した日向灘地震が発生し、気象庁から初めて「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表されました。さらに、台風10号の接近や10月の記録的大雨により、人的・物的被害が発生するなど、大きな爪痕を残しました。災害は、いつどこで起きるか分かりません。まずは、避難場所の確認や非常持ち出し品の準備、水や食料の備蓄の確認など、一人一人の備えをお願いします。
■自分の身は自分で守ろう!
◇災害について話し合おう!
家族との連絡手段や通信各社の災害用伝言システム、市の防災メールなどを確認しておきましょう。
◇いざという時に日頃から備えよう!
最低でも食料と飲料水3日分の用意を!服用している薬は、切らさないように処方を受けましょう。また、衛生用品も忘れず備えておきましょう。
◇圧死から身を守ろう!
家具の転倒防止と耐震対策を!背の高い家具やテレビなどの動きやすいものに固定器具を付けましょう。
■もしものために!地域の見守り・支え合い
◇避難するときや避難後の生活に助けが必要な方がいます!
いざというとき、地域での普段の関係づくりが大きな「防災力」となり、被害を減らすことができます。大切な命を守るために、協力していきましょう!
◇日頃からあいさつをしたり地域行事に参加したりして、近所の方と顔見知りになりましょう。
◇近所に支援を必要としていそうな方がいたら、声を掛けましょう。
■台風や大雨のときは?
◇高齢者等避難などが発令されたり、こんな前兆現象があったら注意!!
・小石がパラパラ落下
・斜面に亀裂や濁った湧水が発生
▽水平避難
自宅から離れて避難できる状況であれば、安全な場所へ避難しましょう。
▽垂直避難
浸水などで水平避難が困難な場合、建物の2階以上に避難しましょう。土砂災害の恐れがある場合は、自宅の中でも安全な部屋へ退避することで命を守ることにつながります。
問い合わせ:危機管理室
【電話】31-1125