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■夏は室内運動で体力維持を
ここ数年、夏に記録的な猛暑が続き、日中は不要な外出を控える人が増えてきました。室内などの涼しい場所は快適ですが、長時間エアコンの効いた場所にいると体が冷えてしまいます。その結果、「血液の循環が悪くなる」、「外気温との差で自律神経が乱れる」など、不調をきたす場合もあります。さらに、運動不足により筋肉量が落ちることで基礎代謝が低下し、体力も低下してしまいます。
運動したいと思っても、暑い夏は熱中症の危険が伴います。そこで、猛暑日には、涼しい室内でできる運動を取り入れてみませんか。筋肉に負荷をかける動作を繰り返し行うレジスタンス運動(いわゆる筋トレ)なら、場所を取らないため、自宅でもできます。下半身を鍛えるスクワットや上半身を鍛える腕立て伏せなど、器具を必要とせず自分の体重でできる運動は、運動いです。また、ラジオ体操のように全身の関節の柔軟性を保つ運動や足踏み運動もおすすめです。冷房の効いた涼しい室内で、無理なく楽しく運動しましょう。
最近の夏の暑さは、室内で冷房をかけていても命の危険があります。運動する時は、室内でも水分補給を小まめに行い、体調に注意し、自分に合った適度な運動を行うことで、暑い夏を乗り切りましょう。

文:市健康保険課市民健康係