くらし 第15代えびの市長 中山義彦市長就任のごあいさつ
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- 発行日 :
- 自治体名 : 宮崎県えびの市
- 広報紙名 : 広報えびの 令和7年10月号
このたび、先般の市長選挙におきまして、市民の皆様からの負託を受け、第15代えびの市長として市政運営の重責を担わせていただくこととなりました。これからの4年間、えびの市の未来へ向けて市民の皆様と共に挑戦する覚悟をもって、市民の皆様に寄り添う市政の実現を目指してまいります。
■安心して笑顔で暮らせる「えびの」へ
昨今の物価高で、市民生活に影響が出ていますので、対策を図っていきます。また、本市の大きな課題である人口減少と人口構造の変化の対策として、人口減少の抑制と経済・産業の活性化を並行して進める必要があります。そのためには、市民サービスの充実・強化に取り組むことで、将来も安心して暮らせるえびのの実現を目指します。
■産業振興と豊かな市民の暮らし
市内の各事業を促進することで、経済の活性化を図ります。例えば、本市の基幹産業である農畜産業については、JAみやざきえびの市地区本部とのさらなる連携強化を図り、品質向上と生産量の確保・増加を目指します。商工業については、市内商工業振興と企業立地の促進、働き手、担い手確保に取り組みます。さらに、ふるさと納税の寄付増額や市政の事業仕分けを行うことで、財源の確保を図っていきます。
■交流人口の増加とまちづくり
本市には、えびの高原や京町温泉など、自然が生み出した魅力ある観光資源が豊富にあります。これらの観光資源の充実を図るとともに、相互に連携させ、本市の象徴的拠点の一つとなっている「道の駅えびの」を軸にした観光サービスの提供に力を入れます。
また、交通の要衝としての強みを生かしたまちづくりに取り組むことで、交流人口の増加を図ります。
■市民に寄り添う行政サービス
安心した暮らしには、医療環境の充実が不可欠です。市立病院を軸としながら、本市に合った医療体制の構築と強化を図ります。さらに、産婦人科の再始動にも取り組んでいきます。
また、高齢者や介護、子育てに関する支援など、幅広い福祉の充実に加え、教育環境の整備を図ることで、全ての世代が暮らしやすいえびの市をつくっていきます。
市民の皆様が安心して暮らせるえびの市を実現していくためには、市内各機関、団体との連携はもちろん、市民一人一人のご理解とご協力が必要不可欠であると考えています。そのためにも、皆様が元気になるような市政運営を職員ともども目指してまいります。昨今の物価高をはじめとする不安定な社会情勢やいつ発生するかわからない災害などに対しても、市民の皆様と一緒に乗り越えていくえびの市にしていきたいと思います。
一致団結、オールえびので、共にえびの市の未来を創っていきましょう。
■えびの市長 中山義彦(なかやまよしひこ)
昭和22年生まれ(78歳)
最終学歴:昭和41年3月宮崎県立都城工業高等学校卒業
[経歴]
・株式会社間組で技術士として勤務
・平成29年2月日本大学法学部で行政学等単位取得
・平成29年9月えびの市議会議員(1期目)当選
・令和3年9月えびの市議会議員(2期目)当選
・令和7年10月えびの市長就任
