子育て クローズアップ まちを支える人たち(192)

蓼池在住 大迫将太(おおさこしょうた)(39)さん

■目線は子どもへ、視線は将来へ
◇子どもたちの将来を見据えて
平成30年から、子どもを対象とする体育教室を運営している大迫将太さん。町外の体育教室などでの勤務を経て、独立・開業した。大迫さんの指導の主眼は“人財育成”。「スポーツの楽しさを教えるだけでなく、あいさつ、礼儀、時間やルールを守るといったスポーツマンシップを習慣にできるよう指導しています」と話すのは、“人から応援される人に育ってほしい”と願うからだ。
「子どもたち一人一人が自分らしく成長できる環境づくりを心掛けています。スポーツを通して目標に向かって頑張る経験は、将来、社会に出て必ず役に立ちます。だからこそ、子どもの頃の環境や経験は、とても大切なんです」と話す。身体能力だけでなく、将来の“人間力”を見据えて子どもたちの指導にあたる大迫さん。教室を訪れる一人一人に、明るくあいさつをする大迫さんの背中を見て、子どもたちは大切な学びを得ている。