- 発行日 :
- 自治体名 : 宮崎県新富町
- 広報紙名 : 広報しんとみ 令和6年7月号
■今月のハニワ「太鼓形埴輪」
百足塚古墳から出土した埴輪のひとつです。太鼓を模して作られた埴輪は百足塚古墳が全国初の出土例で、現在も全国で4例しか確認されていません。太鼓の叩き面の革を留めている鋲(びょう)と考えられる丸い突起もあり、太鼓の細部まで再現されています。叩き面の反対側と思われる破片には、二重線で波打つような模様が描かれ、朱色の顔料が付着しています。全体はどのような模様が描かれていたのでしょうか?想像するのも楽しいかもしれません。