くらし しんとみニュース

■公園をきれいに
作業当日は、雨が降ったりやんだりと不安定な天気でしたが、造園業協会の皆様がボランティアとして公園に植えてある木々の剪定などを行ってくださいました。
四方八方に伸びた枝の手入れや、枝だけになってしまっている部分の剪定などを行っていただき、公園を利用する方々が安心して利用でき、景観も改善され、見通しがよくなっていました。
町長は、「毎年ボランティア活動として公園の整備をしていただき感謝している。平和公園の緑化運動を皮切りに、今後も公園整備にご協力いただきたい。」と話していました。

■災害発生時のことを考える
新富町消防団防災研修として、黒田危機管理専門員が講話を行いました。
近年よく耳にする南海トラフ地震や日向灘地震。年々地震発生の可能性が高まっているとされており、発生したときに自分たちが取るべき行動、何を優先するのか、消防団としてできることはなにか、などを真剣に考えました。
今回の研修は、グループワーク形式で、こんなケースの時はどういった影響が想定されるか、何を優先するのか、自分たちに何ができるのか、意見を出し合い全体に共有して様々な視点から物事を考える内容となっていました。
自分自身の命を最優先にしながらも、消防団員としてできる限りのことをする。とても難しいことですが、災害についてもう一度見つめなおす良い機会となったようです。

■新富町の美味しいお茶
新富町茶振興会様より、今年も新富町で採れたお茶を贈呈いただきました。
現在、世界的に“お茶ブーム”が広がりを見せており、特に抹茶を筆頭に、煎茶なども含めた日本茶が国内外で高い人気を集めています。抹茶の原料となる茶葉の生産には、専用の機械導入などコストがかかるものの、市場の動向は非常に良好であるとのお話も伺いました。
一方で、お茶の需要は高まりつつあるものの、全国的に生産農家の減少が続いているのが現状です。また、小嶋町長からは、今後の農業の展望について、次のようなお話がありました。「有機農業には、国や県などの補助制度も手厚く、挑戦できる可能性が広がっています。関心のある方は、是非チャレンジしていただきたい。新富町としても、できる限りの支援をしていきたいと考えています。」
これからも、新富町の自然の恵みと、それを活かす生産者の皆さまの技術によって、地域に愛される美味しいお茶が届けられることを期待しています。

■乳製品の消費拡大PR
新富町酪農女性部と宮崎県経済連及びJAみやざきの方々が、今年も父の日キャンペーンとして新富町長に表敬訪問を行いました。
県内の酪農農家は、昨年と比べると167件から162件に減少しました。新富町内の酪農農家は6件あり、物価高騰等による厳しい状況がいまだに続いているものの、牛乳の入荷値が4円上昇し明るい兆しもあるとの話がありました。
牛乳の消費量は毎年なかなか伸びていないとの話に、町長は「学校給食で出されている牛乳やお米等は、できる限り地元のものを子どもたちに消費してもらいたい。例えば、給食のデザートに牛乳プリンを提供するなど、機会を醸造することが大切。」と述べていました。

■地婦連が花を寄贈
新富町地域婦人連絡協議会が、今年も父の日に合わせて町長を表敬訪問し、新富町に花を寄贈いただきました。今現在、新富町地域婦人連絡協議会は会員約50名で活動しており、資源物の回収や交通安全のボランティアなど、幅広く地域活動を行っています。
会長をはじめ4名の方々が役場を訪れ、新富町地域婦人連絡協議会の近況報告や新富町の施策、学校行事等について話しました。
町長は、「役場内が花や植物で豊かになり、来庁された方の憩いの場となれば嬉しい。」と話していました。
5月26日の資源物回収の日に、「ごみ0(ゼロ)キャンペーン」を行っていました。資源物を持ってこられた方に、ボックスティッシュをプレゼントするとともに、リデュースすることの大切さも地域の方々に伝わったのではないかと思います。地域婦人連絡協議会もなかなか新規加入者がおらず、会員数は減ってきているとのことですが、今後も活動を継続して地域に貢献していただきたいと願っています。