- 発行日 :
- 自治体名 : 宮崎県美郷町
- 広報紙名 : 広報みさと 2025年7月号
■新金鐘庵跡逆修塔(しんきんしょうあんあとぎゃくしゅうとう)(板碑)
(町指定文化財)
庵跡(あんあと)とは仏教の教えを守り修行する人が、生活をしていた場所のことです。
板碑(いたび)とは、死者を供養するために建てられた石の塔のことです。
この板碑は天文2年(1533年)に作られたと刻まれていて、高さが1メートル20センチ、幅が30センチあります。
この板碑は、「浄源」という人が、生きているうちに自分自身の死んだ後の冥福を祈って作られたものです。この板碑が作られた当時は戦国時代で、突然命を落としてしまうこともありましたので、そのときに備えてこの板碑を作ったといわれています。
所在:西郷田上野原字横八
美郷町文化財保護調査委員会