くらし 第3セクター決算状況報告

■株式会社五ヶ瀬ハイランド

スキー事業部においては、3期ぶりのオープンを果たし、来場者数19,847人、営業日75日の結果となりました。営業休止期間に進んだ設備の劣化等の修繕費や、リニューアルに向けた消耗品の購入等に多くの費用を要しました。来場者数が目標に達しなかったため、損益はマイナスとなりました。
宿泊事業部においては、前期にあった長期の団体宿泊がなかったこと、人員不足による予約の制限などから売り上げを大きく落とし、損益はマイナスとなりました。　会社全体ではマイナス29,029,663円の当期純損益となりました。

■五ヶ瀬ワイナリー株式会社

第22期の総売上高は155,756千円で前年比2,512千円増(101.6%)となりました。しかしながら、コロナ禍以降の物価高騰に歯止めが掛からず、嗜好品である酒類の消費量の落ち込みが顕著で、ワイン出荷数量は伸び悩みました。一方で、観光庁の補助金(委託事業)を活用してワインツーリズムに取組んだことで、県外からの観光客は増加しました。最終的な当期純損益は4,374千円の利益計上となり、2期連続での黒字決算となりました。