くらし 第68回 キジカケル突撃レポート! ~ふるさと納税を知ろう編~(1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県薩摩川内市
- 広報紙名 : 広報薩摩川内 第504号 10月通常版
本市のふるさと納税事業で寄附された寄附金は何に使われているんだろう。本市ならではの寄附金の使い道って。返礼品としての人気の商品は何だろう。
そんな疑問を解決するため、今回は、本市のふるさと納税の現状について紹介します。
■ふるさと納税って?
自分のふるさとや応援したい自治体など、好きな自治体を選んで寄附ができる制度です。寄附する際は、自治体が取り組むまちづくりや災害支援などの課題に対して、使い道を指定できます。
一般的に自治体に寄附をした場合には、確定申告を行うことで、その寄附金額の一部が所得税や住民税から控除されますが、ふるさと納税では原則として自己負担額の2000円を除いた全額が控除の対象となります。
※確定申告は、ワンストップ特例制度が適用される場合は不要です。

■令和6年度寄附金額
29,314件 5億2587万4600円
■寄附金の使い道(R6年度)
(1)自治体におまかせする
1億7350万3500円
(2)子育て支援
1億4653万7100円
(3)観光交流
8080万3500円

■ふるさと納税は使い道を指定できるんです!
ふるさと納税では「子育て支援事業に使ってほしい」「観光客を呼び込んで、まちを賑やかにしてほしい」など使い道を決めて寄附をいただいています。
本市では、その一つ一つの思いを大切に受け取り、それぞれの事業に生かしています。
ちんこだんごや豚味噌などの本市の特産品を3品以上詰め合わせた福袋が一番多く選ばれた返礼品だったんだって!
令和6年度のふるさと納税寄附金の使い道を一部紹介するよ。
本市では、子ども医療費の窓口負担をゼロにするなど、多くは子どもたちのために活用しているんだ!
◆寄附金の使い道
子育て支援 1億4653万7100円
○主な活用事業
子ども医療費助成事業 1億6028万1870円
※「自治体におまかせする」を指定した寄附金からも充当しています。
子どもの健康を保持し、健やかな成長に寄与するため、18歳までの子どもの医療費を全額助成しました。
◆寄附金の使い道
感染症対策 2066万9000円
○主な活用事業
感染症等予防事業 1035万8906円
感染症予防のため、定期予防接種や任意予防の事業を行いました。
◆寄附金の使い道
スポーツ振興 804万7000円
○主な活用事業
競技スポーツ推進事業 403万3002円
市民の皆さんが九州、全国大会に出場する際に、交通費や宿泊費を補助し、スポーツ合宿の誘致・受け入れを行いました。
◆寄附金の使い道
地域づくり政策 3546万3500円
○主な活用事業
自治会育成事業 1777万3625円
市内自治会に運営を支援するための交付金を交付しました。
◆寄附金の使い道
移定住政策 668万2000円
○主な活用事業
移住促進支援事業 57万105円
地域の空き家を利活用し、賃貸住宅として、回収・家財道具処分をしたものに対し、補助を行いました。
旅行誘客事業 4049万7161円
甑島地域診療所医療従事者等確保事業 943万6000円
雇用対策事業費 915万2652円
定住支援センター運営事業 225万890円
定住促進補助事業 194万8000円
市民活動支援事業 185万8000円
国保直営診療所特別会計繰出金事業 107万7770円
商工観光施設管理事業 105万475円
コミュニティ推進事業 97万2168円
奨学金返還支援事業 48万3000円
