くらし 日置市環境だより

~環境負荷の少ない暮らしを実践し、循環型社会を構築する~

■浄化槽の法定検査は使用されている方の義務です!!
[浄化槽管理者(浄化槽使用者)の3つの義務]
(1)法定検査
浄化槽の放流水質(BODなど)が法令に基づく水質基準を満たしているか、また、保守点検・清掃などの維持管理と浄化槽の使い方が適正であるか判断します。
(2)保守点検
浄化槽の機能を正常に保つための点検、調整、修理、消毒剤の補給、送風機の調整などを行います。
(3)清掃
浄化槽内にたまった汚泥、異物などの引き出しおよび機器類の洗浄、清掃を行う作業です。

▽法定検査はなぜ必要?
浄化槽が正常に機能しているか、保守点検・清掃が適正に実施されているかを、県の指定した検査機関が公正中立に行うもので、車でいう「車検」にあたります。法定検査は、保守点検とは目的・作業内容が異なるものであり、浄化槽法により毎年1回の受検が義務づけられています。

▽法定検査を行うのは?
鹿児島県が指定した(公財)鹿児島県環境保全協会の検査員が法定検査を行います。このうち、定期検査については、検査員が4年に1回の基本検査と4年に3回の採水員検査を行います。

▽法定検査を受けないと罰則がある?
県や浄化槽事務の権限を有する市町村からの受検命令に従わない場合には、30万円以下の過料(金銭罰)に処せられることがあります。

■合併浄化槽補助金の限度額
(期間:令和7年4月1日から令和10年3月31日)

※補助金の内容については、要綱改正などにより随時見直しを行います。