- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県いちき串木野市
- 広報紙名 : 広報いちき串木野 令和7年6月20日号(第236号)
生活排水とは、台所やお風呂、洗濯やトイレなど各家庭の日常生活から出る排水のことです。私たちは、1日1人当たり250リットルの水を使っています。私たちが使った汚れた水を、未処理のまま海や川に流してしまうと、水質汚濁の大きな原因となります。
■下水道や集落排水区域内にお住いの方
下水道や集落排水施設は、生活排水や事業排水などの汚水を処理する施設であり、生活環境の改善や河川・海等の水質改善に貢献しています。
⇒下水道や集落排水施設へ接続しましょう。
■下水道や集落排水区域外にお住いの方
トイレの水だけを処理する単独処理浄化槽や、くみ取槽を使用している家庭では、生活雑排水が未処理のまま河川等に放流しており、単独処理のお宅1件で合併処理のお宅の8軒分以上の汚れを放流しています。
⇒周辺の環境を守るためにも合併浄化槽へ切り替えましょう。
■合併浄化槽補助金制度の活用を!
市では合併処理浄化槽への転換に伴う負担の軽減のため、補助金制度を設けています。
※新築・建替への補助はありません。
■浄化槽の維持管理を適切に
浄化槽は微生物の働きで汚水を浄化するため、微生物が活動しやすい環境を保つように維持管理する必要があり、保守点検、清掃、法定検査が法律により義務付けられています。
保守点検:定期的に浄化槽の本体や付属部分の調整・修理、消毒剤の補充を行います。
~市内の保守点検業者~
・(株)環境保全管理センター【電話】32-9143
・(有)久木山建設【電話】32-3663
・(有)西薩サービス【電話】32-9855
・(有)総合施設管理【電話】32-1067
・(有)メック【電話】32-8110
・(有)濵屋浄化サービス【電話】35-0023
清掃:浄化槽の機能の低下や汚泥流失、悪臭を防ぐために、年1回の清掃が必要です。
法定検査:使用開始後3~8ヶ月の間と、その後年1回の定期検査が法律により義務付けられています。
問合せ:
・清掃について…いちき串木野・東市来衛生公社【電話】24-8555
・検査について…鹿児島県環境保全協会【電話】099-296-9000
・補助金等について…上下水道課【電話】21-5157