- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県志布志市
- 広報紙名 : 市報しぶし 2025年3月号
■おかえりなさい! 野村 昭夢選手
前人未到の56分台突入。令和7年1月3日の朝、とてつもない大記録を打ち立て、MVPと金栗四三杯、いずれも受賞し、青山学院大学の箱根駅伝優勝に大きく貢献した野村昭夢選手。
2月28日、野村選手が故郷志布志市へ帰郷するとのことで、お話を伺いました。
このインタビューの機会は、志布志市の自治体交流ファンサイト「ふるさと生活」への掲載を目的に、ライターが昭夢さんと兄の峻哉さんに取材を行う機会に合わせ、2人に「市報しぶしとしても取材させてほしい」と話したところ、快諾をいただき、実現することができました。
快挙を成し遂げた昭夢さん、東洋大学陸上競技部主将として、箱根駅伝9区区間賞など陸上選手として活躍した後、Uターンし、本市で養豚業を営む兄の峻哉さん。2人の活躍やこれまでの支え、今後の取組などインタビューの詳細については、志布志市自治体交流ファンサイト「ふるさと生活」にて公開予定(3月末頃)です。
ぜひ、ご覧ください。
Q.1年ぶりの取材。昨年の取材時、昭夢さんは「目標は口に出して言い続けることが大事」と話しました。有言実行となったのでは?
A.(箱根で6区を走り)56分台を出すというのは、今シーズンは事あるごとに言ってきました。そこに向けて計画を立ててやってきました。結果的に56分台が出せたので、口に出して言い続けることは大事だと実感しています。
Q.黒系の色が好みと聞くが、理由は?
A.あんまり白い色を好まないので、部屋なども間接照明で過ごします。そのことが入眠のしやすさなど、競技パフォーマンスにもつながっています。睡眠は睡眠時間、質ともに非常に大事です。食事も同様です。
Q.本市の特産品でパフォーマンスに重要な食べ物などありますか?
A.僕はそんなに食べないのですが、芋はランナーにとって効果的です。(昭夢さんが帰省時に必ずと言っていいほど食べているものは「もんぜの焼肉」だそうです。)
Q.今回の鹿児島滞在期間中には鹿児島マラソンのファンランにもゲストランナーとして出走すると伺っています。志布志でも走っていますか?A.最近なかなか練習できていないので、少し走ってから臨みたいと思います。どこか良い場所がありますか?
Q.岳野山はいかがでしょうか?山下りもできます!
A.良いですね!10本くらい走ろうかなと思います。フォーム調整もあるので登りだけ走って、下りは兄に送迎してもらいます(笑)
4月からは、住友電工陸上競技部に所属する昭夢さん。5000m走など、トラック種目において、国内のトップランナーを目指す、と意気込み十分。
将来的には、故郷志布志市にて、お兄さんと一緒に働きながら、後進の育成を行いたいとも話しました。
まだまだ可能性を秘める野村昭夢選手の今後の活躍が期待されます。