- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県志布志市
- 広報紙名 : 市報しぶし 2025年7月号
◆舞台だからこその感動
[藤田]
皆さまにとって、物語を見るのは、テレビドラマや映画が中心かと思いますが、舞台という文化にも是非とも触れていただきたいと思っています。
既に完成した作品を見ることができるのがテレビや映画です。一方で、舞台は見ている皆さまと、同じ空間・時間を共有し、共に作り上げていくという部分に大きな違いがあります。
観客席の皆さまと共有して、初めて完成するのが舞台なのです。息使い、汗、涙。これらがダイレクトに伝わってくる俳優の演技。音響効果がもたらす空気の振動、心の共振。舞台セットと照明効果がもたらす見る人の想像を喚起する世界観。
生であるからこそ感じられる感動がそこにはあります。
「見に行って良かった」と、そう思っていただける作品にします。
ぜひとも市文化会館までお越しください。
[三原]
皆さまと劇場でお会いできますこと、心より楽しみにしております。
■志布志市市制20周年記念
令和7年度志布志市自主文化事業 桜舞~花征きて~
日時:8月16日(土)14時開演(13時30分開場)
場所:市文化会館
料金:
[前売]
一般…1000円
高校生以下…500円
[当日]
一般…1500円
高校生以下…1000円
※志布志市内の児童・生徒は無料招待します。
公演当日は学校で配布されるチケットを持参ください。
問い合わせ先:市文化会館
【電話】099‒472‒3050
◆平和について考える機会
6月25日、26日、藤田さんと三原さんによる、平和教育に関する出前授業が市内4小学校(通山・尾野見・志布志・野神)にて行われました。
児童らは、童話「ももたろう」を2本視聴し、武力で鬼を退治する話と、鬼との対話で戦わずして解決を図るという展開の異なるそれぞれの話から、戦争や平和について考えました。
▽各小学校の児童に感想を聞きました
上野史媛(しおん)さん(通山小6年)
「感情表現の奥深さを学んだ」
川﨑玲奈(れな)さん(通山小6年)
「戦わずに声を出して伝えることが大切」
川野実心(みこ)さん(尾野見小6年)
「平和について考える貴重な機会に感謝」
相川礼希(らいき)さん(志布志小6年)
「平和のためにできることを考えたい」
北村朋楓(ともか)さん(野神小6年)
「争いごとはだめ。起こしてはいけない」
また、2人は26日に開催された市創年市民大学の講義(参加者52名)でも講師を務められ、参加者は平和について思いを巡らせていました。
あの日から80年
家族と食べる美味しいご飯
友と遊びに行けること
毎日勉強する機会をもらえること
どうか忘れないでほしい
感謝の気持ち
命を大切に生きることを