健康 健康コーナー

◆命をつなぐ ボランティアをしてみませんか?
1月に入り寒さの厳しい時期となりました。冬場は風邪等で体調を崩したり、寒さで外出を控えたりすることにより献血者が減少しがちです。そこで、安全な血液製剤の安定供給の確保を図るため、「はたちの献血」キャンペーンが1月1日~2月28日の2か月間実施されます。少子高齢化の影響により、主に輸血を必要とする高齢者が増加し、若い世代が減少しているため、血液の安定供給に支障をきたす恐れがあります。そのため、「はたち」の若者を中心として広く献血に関する理解と協力を呼びかけるものです。

◇どうして献血は必要なのか?
献血は病気の治療や手術等で輸血を必要とする人のために、自分の血液を無償で提供するボランティアです。血液は医療技術が進歩した今日でも人工的に造ることができず、長期保存もできません。赤血球で28日間、血小板はわずか4日しか保存することができません。
献血をする人の健康を守るため、一人の人が年間に献血ができる回数や量には上限があるため、年間を通じて多くの人が継続して献血する必要があります。

◇献血はどこでできる?
全国にある献血ルームや献血バスですることができます。伊佐市内でも定期的に献血を行っています。

◇献血の流れ
・受付
献血前の注意点の説明や献血の利用目的に同意のうえ申込みをします。あわせて十分な水分補給をします。

・体重測定・質問への回答
献血種別の選択、適切な採取量を算出するため、体重測定を行います。その他、健康状態を確認する質問に回答します。

・問診・血圧測定・体温測定
回答した内容に基づいて、問診、血圧・脈拍測定、体温測定を行います。

・ヘモグロビン濃度/血液型検査
ヘモグロビン濃度が採血基準を満たしているかどうかの測定や血液型の事前検査を行います。成分献血の場合は、血小板数の測定も行います。

・採血
採血時間は全血献血で10~15分程度、成分献血では採血量に応じて40~90分程度かかります。

・休憩
献血後は休憩場所で十分に水分補給をし、少なくとも10分以上は休憩をしてください。

・献血終了
献血カードを受け取り、終了です。献血カードの裏面には次回献血可能日等が印字されています。
献血では後日7項目の生化学検査および8項目の血球計数検査の結果を確認することができるので、自分の健康管理に生かすことができます。みなさんの善意の献血によって、多くの患者さんの命が救われます。献血は命をつなぐボランティア。若い世代をはじめ、みなさんのご協力をお待ちしています。

◆1月の献血
◇1月2日(木)
時間:10:00~11:30・13:00~16:00
場所:スーパーセンターニシムタ大口店

◇1月21日(火)
時間:8:40~10:30
場所:伊佐湧水消防組合

時間:12:15~13:30
場所:伊佐湧水警察署

時間:15:00~16:30
場所:姶良・伊佐地域振興局伊佐庁舎

問い合わせ:保健課健康推進係
【電話】23-1311(内線1242)