くらし 地域おこし協力隊・田中久美子の古民家再生記

昨年12月号の古民家再生記で応接室の解体の様子をご紹介しましたが、ここまで作業が進みました!壁と小上がりの基礎部分を解体し、壁の中にグラスウールと呼ばれる断熱材を入れ、石膏ボードで蓋をし漆喰を塗って仕上げました。床は一部が土のままだったので、土を平らにならしてからワイヤーメッシュを敷き、セメント・砂・砂利・水を手練り(!)したコンクリを入れました。隣接したキッチンの棚の一部に穴をあけ、端材を組み合わせた提供・返却口もまもなく完成です。この土間では日によって飲食も提供される、多目的スペースとして活用予定です。
※写真は本紙をご覧ください。

12月末までの協力隊任期終了に伴い、古民家再生記も次回で最終回となります。お世話になった地域の皆様や、市報を通して見守ってくださった方にも、古民家の様子を見ていただきたく、12月15日から一週間「古民家再生オープンハウス」を開催します。ルームツアーやビフォーアフター、改修工程やこれからのことなど、色々お話できたら嬉しいです。師走の慌ただしい時期ではありますが、一週間と長めの開催期間としておりますので、どなたでもお気軽にお越しください!詳細は改めてお知らせさせていただきます。
次回・最終回「古民家再生その後」