くらし 河川水質検査及び最終処分場跡地水質検査結果報告

町は、環境保全維持のため河川及び最終処分場跡地の水質検査を行っています。令和6年度は、町内9河川と最終処分場跡地2か所において実施しました。
今回調査した9河川及び最終処分場跡地2か所については、pH、DO、BOD、COD、SSは、環境基準(A類型)または排水基準を満たしています。一部の河川及び最終処分場跡地において大腸菌数の基準値を超過していますが、自然由来や生活排水及び工場排水が原因で全国の河川でみられる傾向です。また、他の基準値を超えたところは、工場排水、生活排水等の排水混入が影響と考えられます。なお、採水日の天候によっては、検査の数値に影響があります。
今後も町の河川環境維持のために、環境にやさしい生活を心がけるよう町民の皆様のご協力をお願いします。また、河川において異臭などした場合はご連絡ください。

◆河川水質検査(採水日…令和6年11月19日、25日) 検査機関:(株)東洋環境分析センター

◆最終処分場跡地浸出水水質検査(採水日…令和6年11月22日、12月17日) 検査機関:(株)東洋環境分析センター

▽用語解説
・pH(水素イオン濃度)…水の酸性、アルカリ性を表す指標。中性は7。数字が小さいほど酸性度が高い。
・DO(溶存酸素量)…水中に溶解している酸素の量。数値が大きいほど良好な環境。
・BOD(生物化学的酸素要求量)…水中の有機物を分解するために微生物が必要とする酸素の量。数値が大きいほど水質が悪い。
・SS(浮遊物質量)…水中に浮遊している物質の量。数値が大きいほど、透明度が下がり水中の植物の光合成に影響する。
・COD(化学的酸素要求量)…水中の有機物を酸化剤で分解する際に消費される酸化剤の量を酸素量に換算したもの。数値が大きいほど水質が悪い。

問い合わせ先:役場 町民保健課
【電話】24-3125