くらし まちの話題

■武蔵野大学FS、徳之島への理解深め商品提案
東京の武蔵野大学による学外学修「フィールドスタディーズ(FS)」が9月3日から11日までの9日間、みらい創りラボ井之川を拠点に行われました。2015年から町と武蔵野大学が連携して実施している同FS。今年は様々な学部から参加した10人の学生が2チームに分かれ、島の食材を使ったBBQメニュー開発と、町農産物加工センターみのり館が製造するジャム商品のパッケージデザインに挑戦。自然や文化を知る様々な体験活動を通じて徳之島への理解を深め、寝る間も惜しんで考え抜いたアイデアを関係者へ提案。学生にとって忘れることのできない貴重な経験となりました。

■下久志十五夜祭、風流な満月の下で宴を楽しむ
下久志集落の十五夜行事が9月17日、同集落の十五夜浜でありました。例年、十五夜の日に集落住民が交流し、翌日の十六夜は集落出身者や知人、友人を招待して賑やかな祭りを行いますが、今年は天候の影響で初日のみ実施。強風のため名物の萱葺(かやぶ)き小屋「サンシキ」は設営されませんでしたが、当日は地元下久志の「ときわや合同会社」設立を記念した無料ライブも行われ、参加者は雲間から時折り覗く風流な満月の下、思い思いに宴を楽しみました。

■ビーチバレーボール大会、高校生チームが優勝
どんどん祭りビーチバレーボール大会が9月22日、花徳里久浜でありました。今大会は台風の影響で1週間の延期となっていましたが、22日は快晴の空の下無事開催。まだまだ暑く照りつける日差しの中、参加者は砂の感触を楽しみながらプレーし、予選後には全チームでビーチクリーンも実施。小学生から社会人まで総勢16チームが大会に参加する中、徳之島高校の生徒で結成した「チームてんぷら」が決勝リーグ全勝で見事優勝を勝ち取りました。

■亀徳秋津神社で伝統行事「フージュガン」開催
亀徳地区の秋津神社で9月22日、豊念祈願の伝統行事「フージュガン」がありました。例年、秋のお彼岸の時期に行われる同行事。当日は集落住民が「一重一瓶」で料理や酒を持ち寄り参加。亀徳小学校の児童たちによる奉納相撲や、治井三味線教室による島唄、徳之島闘牛太鼓によるエイサーを楽しみました。後半は宮司の親族の女性たちが歌う「サームトゥブシ」に続き、会場全体で踊って幕引き。宮司の坂元一也さんは「集落住民の協力で行事が継続できている。来年も頑張りたい。」と話しました。

■町給食センター職員2名へ永年勤続表彰
町立学校給食センターに勤務する2名の職員が令和6年度の永年勤続表彰を受け、町役場で9月26日、福宏人教育長から表彰状が伝達されました。受賞されたのは勇田幸枝さんと小田京子さん。勇田さんは平成16年(2004年)から20年以上給食センターへ勤務され、鹿児島県学校給食センター連絡協議会表彰を受賞。小田さんは平成21年(2009年)から15年以上勤務され、大島地区学校給食センター連絡協議会からそれぞれ表彰されました。

■町ねんりんスポーツ大会、新競技も加わり交流
「第48回ゆめ・ときめき徳之島町ねんりんスポーツ大会(町高齢者クラブ連合会主催)」が9月24日、町体育センターでありました。大会は当初、9月14日土曜日に開催予定でしたが、台風の影響で10日後へ延期に。当日は平日にもかかわらず、町内10地区、満60歳以上の高齢者約400人が参加。今年はグラウンドゴルフとゲートボールの2つの競技が加わって9種目となり、参加者は和気あいあいとした雰囲気の中で体を動かし交流を楽しみました。

■島づくり人材養成大学、日本各地の離島から参加
島づくりのリーダーを養成する短期集中講座「島づくり人材養成大学(公益財団法人日本離島センター主催)」が、10月1日~4日の4日間、島内で実施されました。日本全国の離島から、地域づくりに携わる35人が受講生として参加。講座では、本町金見集落や花徳闘牛場などの島内視察や、コミュニケーションスキル等を学ぶ研修を実施。最終日は町文化会館で発表があり、それぞれの学びを生かした島づくりプランを発表するとともに、志を共にする参加者同士の交流を深めました。