- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県伊仙町
- 広報紙名 : 広報いせん 令和7年3月号
期間:8月10日〜3月1日
場所:島内全域
参加者合計:227名(小学生58名・中学生11名・高校生4名・大人154名)
◆足元を見つめシマを知るプロジェクト
(8月10日・25名参加)
100歳を迎えた廣島員代さんを迎え、戦前満洲での生活、終戦から帰国までの苦難、戻った徳之島が米軍政権下だったというお話を、小中学生を中心に聞く。
夏休み課題「足元を見つめシマを知るプロジェクト」と連動し、多くの小中学生が絵日記や文章にまとめた。
◆みんなの経済新聞記者による地元発信の極意
(8月24日・18名参加)
奄美群島南三島をつないで、地域のハッピーニュースを届ける「奄美群島南三島経済新聞」記者を各島々からお招きし、地域のニュースを発信する際のネタ集めや取材時のコツなどを伝授。
後半はヤフーニュースで日本を駆け巡った「徳之島のピヨ」にまつわる取材裏話を披露。
◆琉球沖縄史と奄美諸島史
(9月14日・Zoomで100名以上参加)
伊仙町誌資料集(2)「徳之島上国日記集」と同時期に発刊された「和泊町史」「徳之島町史」の近世に時代を絞り、執筆者や研究者が奄美と沖縄の歴史を俯瞰。
琉球歴史学会主催で台風接近のため遠隔開催。
◆島唄半学
(9月28日・33名参加)
天城町から中島清彦先生をお招きし、島唄の歴史、種類、代表的歌詞とその意味を学びながら実際に島唄を聞き、参加者も手舞で参加。
定員オーバーするほど人気のあった講座。
◆世界の大学生と徳之島を語ろう
(12月7日・51名参加)
犬田布小学校を会場にボスニア、韓国、日本の大学生ら17人が参加し、小学校での給食や昼休みの外遊びなどを経て、その後地元小中学生と交流。
戦争の記憶継承をテーマに各国大学生が発表し、子どもたちは折り紙やけん玉など日本の遊びを紹介して、英語での交流を楽しんだ。
◆島のお年寄りのお話から詩を作ろう
(3月1日開催予定)
スコットランドと岐阜の藝術大学からの講師によるワークショップ。
過去の島の暮らしぶりをお聞きし、参加者は印象に残った言葉を拾い、グループ内でその言葉を繋げ、詩とアートに表現する。