くらし 消防だより 令和7年5月号

◆令和6年度定年退職
3月31日、町役場にて退職者激励会が行われました。久米島町消防本部からは、上原均、久手堅修の2名が出席し、「43年という長い歳月消防業務に携わらせていただき、町民、職員のみなさまには感謝の気持ちでいっぱいです」と述べていました。
4月からは再任用職員として働き、後輩たちの育成に尽力してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

◆高度救命訓練用人形セーブマンプロを導入しました
令和7年3月に高度救命訓練用人形を更新しました。新たな機能として、脈拍の拍動や自発呼吸の確認ができるようになったことで、より生体に近いかたちで高度な救急訓練を行うことが可能となりました。また、CPR(心肺蘇生法)訓練モードでは、隊員が行う人工呼吸と胸骨圧迫の評価が数値化・グラフ化されたことで、実際の現場活動で質の高いCPRを施すことに大きく貢献します。
より実践的でデータ化された評価をもとに、救命率のさらなる向上を目指して参ります。

◆Net119緊急通報システムとは
・このシステムは、スマートフォン、タブレット端末または、一部のフィーチャーフォンの条件を満たした端末で、インターネット接続機能を利用して画面上チャットによる文字での簡単なやり取りで、音声によらず119番通報を行うことができます。
・聴覚または音声・言語機能等に障がいのある方が登録することで利用いただけます。
・また、GPSの位置情報を活用することにより、事前登録していただいた端末であれば日本全国のどこからでも、119番通報することで消防車や救急車を要請することができます。

・詳しくは消防本部、または二次元コード(本紙参照)からお問い合わせください!

◆3月出動状況
・救急…24件(133件)
・火災…0件(0件)
・救助…0件(1件)
・風水害…0件(0件)
・捜索…0件(1件)
・その他…0件(6件)
( )は、令和7年累計

合計…24件(141件)