くらし まちの話題(1)

◆美ら海基金、累計1,000万円突破
4月4日「久米島美ら海環境基金贈呈式」が行われ、2024年度分として965,661円の寄付が贈呈されました。この基金は「大阪いずみ市民生協」と「わかやま市民生協」で販売された久米島産もずく1パックにつき3円を販売元の(株)海産物のきむらやが積み立ててきたものです。2014年の設立以来、累計寄付金額は1000万円を超えました。寄付金は藻場保全や赤土流出防止、漂着ゴミの回収などに活用されます。また今回、生協組合員らによる、ベチバー植栽やビーチクリーンも行われました。

◆守ろうサンゴ礁 久米島の取り組み
3月5日は「サンゴの日」。サンゴ礁は、私たちみんなの大切な宝物です。サンゴ礁ウィークはその価値を改めて見つめなおす期間として、県内各地でサンゴ礁に関するイベントが開催されました。本町でも3月3日から16日までの間、久米島空港1階にて町内のサンゴ保全活動の取組を紹介するパネル展示が行われました。展示を行ったのは、サンゴ保全に積極的に取り組む久米島漁協サンゴ養殖部会と(一社)久米島の海を守る会で、久米島空港を訪れた多くの人々が、パネルを通してサンゴ保全への理解を深める機会となりました。

◆祈願とともに、海の季節が到来
4月6日(日)に日本の渚百選地のイーフビーチで、2025年の海開き祈願が行われ、桃原町長が海開き宣言を行いました。あわせて、イーフ情報プラザではフラダンスやミュージカル劇が披露され、約90名の観客を魅了しました。演劇は、自然環境保全をテーマに全国で活動する「劇団シンデレラ」と、町内でクメジマボタルなどの希少な生き物を守る活動をしている「ホタレンジャー」によるもので、サンゴとホタルを題材にした心温まる内容でした。また、近年人気のスポーツ「モルック大会」も開催され、大きな盛り上がりを見せました。

◆ゴミ拾いも全力プレー!名城大学野球部
3月7日、名城大学準硬式野球部が「熱帯魚の家」にて、海岸清掃のボランティア活動を行いました。この取り組みは今回で3回目となり、野球合宿期間中の恒例行事となっています。毎回多くの漂着ゴミを回収しており、海岸の美化や久米島の観光に貢献しています。また、久米島ホタルの会・佐藤さんによる漂着ゴミに関するミニ講座や分別指導も行われ、学生たちは環境問題への関心を深めました。「合宿が続く限り活動も継続したい」との声もありました。

◆町営バス新しい運行でスタート!
久米島町では、町営バスの運行管理を有限会社ダイトウに委託し、4月1日から新しい体制での運行が始まりました。町営バスは、地域の大切な移動手段として、高齢の方や子どもたちなど多くの町民の生活を支えています。今回の委託により、運行の効率化やサービス向上を目指し、これまで以上に安心して利用できるようになります。今後も安全で快適なバス運行に努めてまいります。今後とも町営バスをどうぞよろしくお願いします。

◆交通事故のない町を目指して
4月7日(月)町役場において春の全国交通安全運動に合わせて「交通安全運動開始式」が行われました。「てをあげてくるまにおしらせぼくはここ」をスローガンのもと、一人ひとりが交通ルールを守り、正しいマナーを身につけること、そして自分たちの手で安全な道路をつくっていくことを目指しています。事故を防ぐために、みんなで力を合わせていきましょう。
交通ルールを守って、お互いに思いやりをもちながら、事故のない明るく元気な久米島を目指しましょう。