子育て 地方のかがやき 山梨県 甲府市(2)

■TOPICS 01 GIGA情報端末の有効活用を図り、学習や校務におけるデータも利用
教育DX

デジタル技術の活用に関する基本的な考え方と方向性を示すため、令和3年に「デジタルソサエティ未来ビジョン」を策定した甲府市は教育分野においても積極的にDXを推進しています。
国のGIGAスクール構想※1 を受け、令和3年に約1万2,700台の端末を市立小中学校に配備、希望する児童生徒をICTリーダーとして育成するプロジェクトに取り組むとともに、令和6年4月にはすべての市立小中学校がSINET※2 に接続し、安定した高速ネットワーク環境が整いました。
児童生徒が学習した際のデータを利用して個別最適な学びを実現するとともに、生成AIにも着目しており、校務の DX を推進して業務の効率化を図ろうとしています。

※1 GIGAスクール構想 児童生徒向けに1人1台のパソコンやタブレットと高速大容量の通信ネットワークを整備。
※2 SINET(学術情報ネットワーク)大学、研究機関等の学術情報基盤として国立情報学研究所(NII)が構築、運用。

・中学校の理科の実験で端末のタイマーやグラフの機能を活用。
・端末を使い児童生徒が日々の気分や体調を選択式で簡単に報告できる「きもちメーター」を利用している。