くらし 地方のかがやき 山梨県 甲府市(3)

■TOPICS 02 甲府の歴史・文化を感じられる施設
こうふ亀屋座

武田氏が甲府の基盤を築いた後、江戸時代、武田に連なる一族の出で、幕府の要職にあった柳沢吉保(よしやす)が城主となり、さらなる整備を進めたことにより甲府城下のにぎわいは、江戸と異なるところがない、と称されるほどになったとされます。
甲府市はこうした歴史・文化を感じながら周遊し、交流できるまちを次代に継承していくため、令和 4 年に策定した小江戸甲府城下町整備プランに基づき甲府城南側エリアの整備を進めています。
エリアのランドマークとなるのは、令和7年4月完成予定の演芸場や多目的室を備えた歴史文化交流施設です。愛称は公募の結果、江戸時代の甲府にあった芝居小屋「亀屋座」の名前に由来する、「こうふ亀屋座」に決まりました。

・城下町の雰囲気を感じられる新名所が令和7年4月にオープンする。
・120人が観覧できるこうふ亀屋座の演芸場。升席、桟敷席を設け、江戸時代の芝居小屋を感じられるデザインに。
・建設中の小江戸甲府花小路。9棟18テナント。完成後は飲食店や土産物店などが入る予定。