くらし 《特集》令和7年度 総務省所管予算の概要(1)

◆総務省予算5つの柱
I 能登半島地震の教訓を踏まえた国民・住民の安全・安心の確保

II 地域経済の好循環と持続可能な地域社会を実現するための地方行財政基盤の確立と地域経済・社会の活性化

III 信頼できる情報通信環境の整備

IV 国際競争力の強化と国際連携の深化

V 国の土台となる社会基盤の確保

総務省は、安全・安心で持続可能な地域社会と信頼できる情報通信環境を実現し、世界をリード(総務省重点政策2025)に掲げる施策を実現するため令和7年度総務省所管予算を編成しました。
本予算により、総務省は、(1)通信・放送インフラの強靱化、消防防災力・地域防災力の強化、災害時における人的支援の強化、(2)地方の一般財源総額の確保等、地域DXの推進、地域活性化・地域で活躍する人材の充実等、自治体間の連携・協力の推進、人口減少下の住民サービスの確保、(3)デジタル空間の健全性の確保等、誰一人取り残されないデジタル社会の実現(デジタル・ディバイド対策)、サイバーセキュリティ対策の強力な推進、(4)新技術開発・国際的なルール作り・海外展開の一体的推進、「製作・権利処理・流通」の好循環による放送コンテンツの製作力強化・海外展開推進、水素等のGX新技術の取組環境の整備、経済安全保障の確保等、(5)郵便局のユニバーサルサービスの充実と公共サービスの拡大、郵便局の活用による地域社会の持続可能性の確保、行政運営の改善を通じた行政の質の向上、EBPMの推進及び基盤となる統計の整備、主権者教育の推進と投票しやすい環境等の一層の整備、恩給の適切な支給などを行います。

Q 総務省の予算っていくらあるの?
A 総務省予算のうち、一般会計は19兆3,861億円であり、これは国の予算の約16.8%を占める額です。
また、特別会計(東日本大震災復興特別会計)は667億円です。