くらし エキノコックス症とハチにご注意ください

■エキノコックス症
エキノコックス症は、寄生虫エキノコックスの卵がヒトの口から体内に入り、幼虫が肝臓などに寄生して肝機能障害などを起こす病気です

▽感染経路
キツネのふんに直接さわった場合や、ふんで汚染された山菜を生で食べる、沢水・わき水を飲んだりした場合に感染することがあります。
ヒトからヒトに感染することはありません

▽予防のポイント
(1)外出から帰ったときや食事の前はしっかり手を洗う。野山に出かけたときは、衣服や靴についた泥を落とす
(2)餌付けをしたり、餌となる残飯などを放置しない。またキツネを呼び寄せたり、キツネに手を触れたりしない
(3)山菜や家庭菜園の野菜などは、流水でよく洗うか加熱して食べる
(4)沢水や湧き水などの生水をそのまま飲まない

▽検査を受けられます
保健センターでは無料で血液検査を行っています
日時:毎月第1・第3水曜日
対象:小学生以上の市民
申込み:検査日の前日までに下記へ申し込み
健康・子ども課保健予防係
【電話】889-2047

■ハチ
ハチは外敵から巣を守るために攻撃します。刺激しなければ、むやみに刺しません。また、害虫を食べたり、花粉を運んだり、人の役に立つ働きもしています

▽刺されないために
・手で払ったり駆け出したりしない
・ハチが飛んでいる場所から離れる
・家や車の中に入ってきたときは、窓を開けて出ていくのを静かに待つ
・野山に出かけるときは白っぽい服装で、帽子、長袖、長ズボンを着用

▽刺されてしまったら
・姿勢を低くしてその場を離れる
・刺された部分を、血がにじむくらい指でしぼって毒を出す
・水で洗い流し、氷などで冷やしながら病院へ

▽巣の駆除について
巣がある場所の所有者などが自己負担で行います。市では私有地にある巣の撤去は行いません

・駆除業者がわからないときはこちら
問合せ:一般社団法人 北海道ペストコントロール協会 ハチ専用ダイヤル
【電話】792-1500
※9月30日(火)までの9時~17時(12時~13時を除く)

▽次の場合はすぐ病院へ
一度に多くのハチに刺された場合や刺された直後に呼吸困難、顔面蒼白、全身のじんましん、吐き気、激しい悪寒などのショック症状があらわれた場合

問合せ:健康・子ども課生活衛生担当
【電話】889-2408