- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道苫小牧市
- 広報紙名 : 広報とまこまい 令和7年8月号
■「もしもシート」とは?
「まだ早い」「まだ大丈夫」と思っていても、“もしも”の時は急にやって来ます。もしもの時にスムーズに手続きを進め、ご自身も周囲の方も安心して過ごすためには、事前の準備がとても大切です。市では、終活支援の第一歩として、エンディング・ノートである「もしもシート」を作りました。
最後を自分らしく迎えるためにも、親しい人に希望を伝えておくことが大切です。「もしもシート」をきっかけに、ご家族や周りの人と、もしもの時の対応について話し合ってみませんか
■「もしもシート」はどこに保管?
ご家族、ご友人、地域の支援者など、必ず誰かに保管場所を伝えてください。ひとり暮らしで救急医療情報キットを持っている方は、一緒に保管することをお勧めしています
■身寄りのない人の支援は、まだ道半ばです
少子高齢化や核家族化の進行などに伴い、ひとり暮らしの高齢者や頼れる身寄りがいない方は増加する一方で、社会の各種制度はまだ「身寄りがいる」ことを前提としています。
市では、令和5年度にプロジェクトチームを結成し、身寄りのない人の困り事や支援方法について、さまざまな視点から検討してきました。ご本人・支援者の双方を支援できるよう、今後も取り組みを進めていきます。
■成年後見制度の利用も検討しましょう!
色々なことを判断できるうちは、ご自身で財産管理や死後事務など、困っていることを誰かにお願いすることができます。ところが認知症などによりご自身で判断ができなくなったら、それもできません。その場合は、「成年後見制度」の利用が必要となります。制度利用のメリット・デメリットを考えながら、利用を検討してください。
詳細:
・総合福祉課
【電話】32-6345
・介護福祉課
【電話】32-6347