くらし 第31話 除雪中の事故防止について

■屋根からの落雪に気をつけましょう!
屋根などに雪が積もっている場合は建物から離れて歩きましょう。
※湿って固まった雪の重さは1平方メートル(1m×1m×1m)あたり500kgになることもあります。
また、雪の事故の約2割は屋根などからの落雪が原因です。

■除雪機の取り扱いに気を付けましょう!
(1)周りに人がいないか確認しましょう。
(2)作業するとき以外はエンジンを止めましょう。
(3)雪詰まりの処理は必ずエンジンを止めてから、雪かき棒を使いましょう。
(4)足元や後方の障害物に気をつけましょう。

■屋根の除雪に気を付けましょう!
(1)ヘルメットと命綱を着用しましょう。
(2)1人で除雪する場合は動けなくなったときのために携帯電話や笛を持ちましょう。
(3)はしごはしっかりと固定しましょう。
※建物(軒下)のまわりに雪を残しておくと転落してもケガを防止できます。

除雪作業中に心筋梗塞などを発症する恐れもあるので、水分を摂り、準備運動をしてから、温かい服装でゆっくりと行いましょう。
また、川や水路への転落にも注意しましょう。

次回 第32話 消防隊員が使用する資機材について

警防・救急グループ