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■「歌志内ソング」
「歌志内ソング」とは1961年(昭和36年)8月9日(水)の「商工まつり」の日に、歌志内駅前と神威駅前の特設舞台で「歌志内音頭」と同時発表された「ご当地ソング」です。
両曲共に作詞は、当時の歌志内商工会議所で副会頭を務めていた、後の国会議員「工藤万砂美(くどうまさみ)」さんで、作曲は当時の表記で「チャーリィ脇野(わきの)」さんです。
チャーリーさんが何者なのか、とても気になります。
調べてみると、戦後日本の「バンド」界隈(かいわい)で超大物だったことがわかりました。
「小野満(おのみつる)とスイングビーバーズ」というビッグバンドが、第18回から第34回までのNHKの紅白歌合戦で演奏を担当しています。このバンドのギター担当がチャーリーさんでした。
大手芸能プロダクションの「ホリプロ」の結成当時から、チャーリーさんは専属バンドとして参加しています。
Jポップスの中心で大活躍していたチャーリーさんが、どのようなつながりで歌志内の「ご当地ソング」を作曲してくれたのでしょう。当時の歌志内が持っていた人脈の広さと、ポテンシャルの高さを感じます。
実はそんなにすごかった「歌志内ソング」を、みんなで歌ってみませんか?
(「歌志内ソング」の歌詞は本紙をご覧ください。)

〔地域おこし協力隊 石井(泰)〕