くらし 富良野市×台湾の新しいカタチ

◆学びと働きが両立するインターンシップの可能性
富良野市では、北海へそ祭りを「海外にもっと発信したい」という想いから、令和5年度より台湾の民間団体「ヨーハオ台湾」の協力を得て、学生ボランティアを受け入れる取り組みを行っています。
初年度には台中科技大学日本語学科の学生が多く参加し、これをきっかけに同大学との交流が続いています。
令和6年度には、同大学の教員より「学生に夏季インターンシップの機会を設けたい」との相談があり、令和7年度にインターン受け入れが実現しました。
受け入れ事業所による面接を経て、7月1日から8月31日までの期間、市内3事業所にて5人のインターン生を受け入れました。
5人に「インターンに応募したきっかけ」や「富良野での生活を通じて感じたこと」などについてインタビューしました。
来年度以降もこの取り組みの継続を予定しています。受け入れにご興味のある事業所は、商工観光課までお気軽にお問い合わせください。

◆事業所の声
・海外のお客様が多いので、中国語や英語を話せる方は非常に助かる。また、日本語も上手なので、コミュニケーションで困ることはほとんどなかった。
・人材が不足しているので、繁忙期に来ていただけるのは事業所としても助かる。
・大学と連携してインターンを受ける際に、行政が橋渡し役として関わってくれるのは安心できる。 など

◎富良野は過ごしやすい
・林(リン)軒卉(シェンフェイ)さん
《インターン先:CAFE petit petit furano》
◎へそ祭りがきっかけで
・徐(ジョ) 子甯(シニン)さん
◎英語も上手になりたい
・邱(キュウ) 姿瑄(シセン)さん
《インターン先:FURANO NATULUX HOTEL》
◎スタッフもお客様も優しい
・李(リ) 志學(ジーシェエ)さん
◎大変だけど成長できる
・吳(ゴ) 嘉瑜(カユ)さん
《インターン先:HOSTEL TOMAR》

◇Q.富良野で働いてみて
・スタッフもお客様も優しい人ばかり(李さん)
・大変だけど自分が成長できるいい機会だと思う(吳さん)
・色々な国のスタッフがいるので、それぞれの国のお菓子や食べ物をシェアした(邱さん)

◇Q.学んで帰りたいことは?
・日本語をもっと上手になりたい(徐さん)
・ナチュラクスホテルは働いている方やお客様も海外の方が多いので、英語も上手になりたい(邱さん)
・内向的な性格なのでコミュニケーションが上手になりたい(林さん)

◇Q.インターンを希望したきっかけは?
・以前、北海へそ祭りのボランティアに参加して、もう一度富良野に来たいと思って(徐さん・吳さん)
・台湾で日本語の勉強をしていたが、一度も日本に来たことがなかったので応募した(林さん)
・日本の仕事の雰囲気を体験したいと思った(李さん)

◇Q.富良野で生活して感じたことは?
・台湾に比べると気温や湿度が快適で過ごしやすい(吳さん)
・メロンが本当に甘くて美味しい(李さん)
・星がきれい(林さん)
・生活が規則正しくなった(徐さん)
・富良野に来てから仕事で料理をするようになり、料理が上手になっている笑(邱さん)

問合せ:商工観光課
【電話】39-2312