- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道富良野市
- 広報紙名 : 広報ふらの 2025年9月号 No.768
■市民協働のまちづくり
令和7年度第1回連合町内会長会議を令和7年6月6日、文化会館会議室で開催し、出席した連合町内会長26人が市と意見交換しました。主な内容をお知らせします。
◆子ども会の活動について
◇連合町内会長
会員数の減少や保護者が共働きなど、運営が難しくなっており、町内会でも支援協力体制を整えながら行っている。子ども会の地域組織のあり方を行政でも検討し、組織の拡充や育成を行ってはどうか。組織の規模についても検討が必要ではないか。
◇富良野市
昨年、アンケートを実施し、子ども会の現状について把握をしました。現在は、子ども会育成連絡協議会と共催で、リーダー研修会などを行っていますが、町内会の子ども会育成には繋がっていません。組織の規模につきまして、子ども会育成連絡協議会などでも議論していきたいと思います。
◆地域おこし協力隊について
◇連合町内会長
地域おこし協力隊に地域活動も担っていただいている。今後も地域おこし協力隊が地域には必要だと考えているが、住宅が古いものが多いので、リフォーム等を検討してほしい。住む場所がなければ募集等もできないので、対応をお願いしたい。
◇富良野市
利用していない教員住宅を改修して住んでいただいていますが、建物が古く設備等が十分ではないところもあります。しかし、全面改修を行うと、多額の費用がかかるので、建物の状況を確認しながら進めています。また、今年度より空き家の調査を行っています。今後空き家の利活用含めて検討したいと思います。
◆資源回収ステーションについて
◇連合町内会長
近年、外国人観光客や町内以外の方による資源回収ステーションへの不法投棄が目立っており、改めてごみ分別や注意喚起が必要だと思う。資源回収ステーションは、各町内会が設置・管理しているものだが、世代交代などにより、行政が設置・管理していると誤解しているのではないか。地域説明や広報活動での周知が必要だと考える。
また、民泊事業者が資源回収ステーションへ排出しているのも見かける。北海道からの指導などを行うべきではないか。
◇富良野市
外国人が居住している地域は、警告シールが多くなっています。資源回収ステーションに多言語のチラシなどを掲示しています。市民へのごみ分別の周知については、毎月広報でのお知らせや、転入時に窓口で説明を行っています。今後、どのような対応がいいのか、町内会からもご意見をいただき協議を進めていきます。
民泊事業所のごみの排出については、あらためて周知徹底いたします。
◆御料本通り線について
◇連合町内会長
御料本通り線の幅員が狭く、道路改良について地域からも要望されている。また、観光客が宿泊施設まで歩いており、道路照明は交差点ごとに設置されているが、歩くには明るさが不足し、危険ではないか。
◇富良野市
御料本通りの道路改良は現在計画していません。市全体の市道整備を計画的に考えていますので、今後の対応について検討します。
また、道路照明につきまして、現状確認を行い、明るさが不足するようであれば、増設を検討します。
問合せ:コミュニティ推進課
【電話】39-2311