- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道富良野市
- 広報紙名 : 広報ふらの 2025年9月号 No.768
《へそのパトロール》
■秋の交通安全運動 and ヒグマに注意
◆夕暮れから夜間にかけての交通事故に要注意
◇運動期間 9月21日(日)〜30日(火)
・日没時間が早まり、通勤・通学や買い物など、外出している時間帯が薄暮時間帯となる季節です。歩行者や自転車を見落としやすくなる夕暮れから夜間にかけての交通事故を防ぐため「スピードダウン」と「安全確認」を徹底しましょう。
・横断歩道近くでは速度を落とし、横断しようとしている人や自転車がまわりにいないかをよく確認しましょう。横断する人や自転車がいる場合は、必ず手前で一時停止しましょう。
・「シートベルトは命綱!」大切な人の命を守るため、発進前に同乗者のシートベルトやチャイルドシートが正しく着用されているかを確認しましょう
◆自転車安全運転5則
(1)車道の左側通行が原則。歩道は例外で歩行者を優先
(2)交差点では信号と一時停止を守って安全確認
(3)夜間はライトを点灯
(4)飲酒運転は禁止
(5)ヘルメットを着用
◆ヒグマによる人身被害防止
9月はヒグマが冬眠に備えて食べ物を探し回るため活動が活発になります。ヒグマによる人身被害を防止するため、野山では次のことに注意しましょう
・事前に出没情報を確認する
・単独行動は避ける
・鈴や笛、ラジオなどで人の存在を知らせ、万が一に備えて、熊撃退スプレーを携行する
・ごみの処理に注意する
・フンや足跡を見たらその場から離れる
・遭遇したときは、落ち着いて、ゆっくり後退する
◆窓口業務の受付時間
月曜日〜金曜日
(祝日を除く平日)
9:00~16:30
◇対象窓口
・交通課:免許更新、道路使用許可など
・生活安全課:銃砲関係、古物営業など
問合せ:富良野警察署 駅前交番
【電話】23-2709
《消防署だより》
■9月9日は「救急の日」〜一人でも多くの命を救うために〜
富良野消防署管内における令和6年の救急件数は1,117件でした。119番通報で救急車の要請があると、要請先の最寄りの救急車が出動しますが、救急要請が集中、増加し出払ってしまうと近隣町村から駆け付けなくてはならないため、救急車が現場に到着するまでに時間がかかってしまいます。救急車の到着が遅れ、生命の危機が迫る人を病院に搬送する時間が遅くなると、命が助かる可能性が低下していきます。
緊急性のない救急要請が減り、生命の危機が迫っている人のもとへ、一刻も早く救急車が到着できるよう、ご理解とご協力をお願い致します。
◇いざという時にそなえて、AEDを含めた応急手当の知識・技術を身に付けましょう
家族が突然倒れ意識も呼吸もないため、「胸骨圧迫」などの救命処置を施し、救急隊に引継ぎ「除細動器」による電気ショックで一命をとりとめるといった、その場に居合わせた方(バイスタンダー)が応急手当を行い尊い命を救った事例があります。このような緊急事態に遭遇した場合、適切な応急手当が実施できるよう知識と技術を身に付け、同時にAEDの設置場所についても把握するようにしましょう。
富良野消防署では応急手当などを学べる講習を実施しておりますので、ご家族、町内会、事業所などで企画し、お気軽にお問い合わせください。
◆農作業に伴う火災の防止について
農作業中や移動中の農業用機械や車両から火災が発生する事例が、毎年のように発生しています。
原因の一例として、農作業に伴う埃や作物の殻、牧草などが機械や車両の隙間に溜まり、機械との摩擦やエンジンルームの熱によって加熱、発火するということがあります。機械や車両は、動作のために油脂類を使用しているため、火災が発生してしまうと、早期に消火することが困難になります。
農業を営まれている皆さんは、毎日早朝から夜遅くまで、農作業で大変お疲れのことと思いますが、ぜひ日頃から点検や整備、清掃を行い、火災の予防にご協力をお願いします。
◇訂正
令和7年8月号の記事に一部誤りがありましたので、訂正してお詫び申し上げます。
関東大震災発生年が「1927年」となっていますが、正しくは「1923年」です。
問合せ:富良野消防署
【電話】23-5119