くらし ミニ特集 食をとおして実現する生涯にわたる健やかなくらし

■市では「第4次恵庭市食育推進計画」を推進しています
市では、令和7年度から「第4次恵庭市食育推進計画」を推進しています。
「食育」とは、さまざまな経験を通じて「食」に関する知識と栄養バランスのよい「食」を選ぶ力を身に着け、健全な食生活を送ることができる力を育てることです。
わたしたちは、生きていくうえで「食」を切り離すことはできません。6月の「食育月間」に合わせて、「食」について考えてみませんか。
食に関わるすべてのことが「食育」につながっていきます。市民ひとりひとりが「食育」について意識し、積極的に参加していくことが、生涯にわたって「食べる力」を育むということにつながっていきます。
本推進計画では、「食育」を進めるうえで、食をとおして実践したい3つの分野を掲げています。「わたしたちができること」から、ぜひ始めてみてください。

■食をとおして実践したい3つの分野
◇健康をつくる
・健康づくりや生活習慣病の発症予防および重症化予防を推進することにより、全ての市民が健やかで心豊かに生活でき、健康寿命の延伸につながる食育を推進します
・8020(ハチマルニイマル)などの歯科保健活動における食育を推進します

◇人を育む
・子どもから高齢者まで全ての市民が食育への関心を深め、共食の機会を持ち、充実した食生活を実践できるよう食育を推進します
・若い世代が食に対する意識を高め、主体的に健全な食生活に取り組めるよう食育を推進します

◇地域をつくる
・地域の食文化について、市民が関心や理解を深められるよう食育を推進します
・生産から消費までの食べ物の循環を意識し、食品ロスの削減や環境に配慮した食育を推進します

■わたしたちができること
◇健康をつくる
・日頃から望ましい食生活を意識しましょう
・減塩や栄養バランスのよい食事で生活習慣病を予防しましょう
・ゆっくりよく噛(か)んで食べましょう

◇人を育む
・食育に関心を持ち、理解を深めましょう
・家族や仲間と食卓を囲みましょう
・地域で食を通じたコミュニケーションを図りましょう
・朝食をとり健康的な生活リズムを身につけましょう

◇地域をつくる
・家庭や郷土の味、伝統料理に親しみ、次世代に伝えましょう
・地元の食材を積極的に利用しましょう
・食べきれる量を作ったり、注文したりしましょう
・残さず食べましょう
※詳しくは本紙をご覧ください。

■第9回食育活動表彰 ボランティア部門[食育推進ボランティアの部]農林水産大臣賞を受賞
◇北海道文教大学 食育アイドルプロジェクト「えにわっ娘.」「IX-ALICE(イザリス)」
全国196件の事例から、特に優れた取り組みを行っている5団体に贈られる農林水産大臣賞。ボランティア部門[食育推進ボランティアの部]で、「えにわっ娘.」、「IXALICE」の活動が評価されました。
モットーは「推せる食育」で、アイドルとしてイベントやライブに出演しながら、ステージ上で「ミニ食育講座」をするのが特徴。昨年度は市の廃棄物管理課とのコラボで、ポスターにも登場し、食品ロス削減の啓発活動も行いました。
市内のイベントにも多数出演しているので、みなさんもぜひ一度、会いに来てください!

■食を楽しみながら「食育」について考えませんか
「食育」の実践は難しいことではありません。身近にある「食」に関心を持ち、自分にできることから始めてみましょう。
保健課では、子どもから大人まで食について楽しく学べる「食育かるた」の貸し出しを行っています。ぜひご利用ください。

■毎年6月は食育月間!
今年も食育を身近に感じられるイベントを開催します!

◇えにわの食育展
保育園・認定こども園、学校、地域での食育活動、恵庭の特産物などを紹介するパネル展。給食の人気メニューレシピや食育に関するパンフレットも配布します。ぜひ、お立ち寄りください。
また期間中、図書館本館・恵庭分館では、食育に関する図書を紹介しています。

◇食育講座
野菜のおいしい食べ方やお口の健康について、楽しく学びませんか。
管理栄養士、歯科衛生士がクイズや試食、楽しい体験を交えながら話します。
希望者には個別相談も実施します。

定員:各10組
申込方法:希望の会場に電話
受付開始日時:6月4日(水)9時

ミニ特集に関する問合せ先:保健課
【電話】25-5700