- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道新篠津村
- 広報紙名 : ふれあいの里 新しのつ 令和7年11月号
■みんなで支えあって―認知症と地域を繋ぐ集いの場″オレンジカフェ〟を開催
9月25日、村自治センター1階ロビーにて、村地域包括支援センター主催の「オレンジカフェ」を開催しました。
オレンジカフェとは、認知症の方やその家族の他、地域住民が集い、認知症についての情報交換を通して、相互に理解し合う場として開催。日常で認知症に関わっている方が社会的に孤立してしまうリスクを減らすとともに、認知症の当事者が住み慣れた場所で引き続き生活できることを目的に実施しています。
当日は約22名が参加する中、会場ではコーヒーの提供の他、ゲーム形式で認知症の症状・相談先・利用できるサービスを学ぶことができる「認知症すごろく」が行われ、終始盛り上がりを見せていました。
認知症のことでお困りの際は、村地域包括支援センターが窓口となっています。お気軽にご相談ください。
■10年ぶりの再会―″タイムカプセル開封式〟を開催
9月23日、新篠津小学校校庭にて、新篠津村農業体験交流事業10周年記念事業により10年前に埋めたタイムカプセルの開封式が行われました。
本事業は、平成18年に始まった新篠津小学校と札幌市西岡北小学校の農業体験交流事業の10周年記念事業として、平成27年9月29日当時小学5年生であった参加者が「10年後の自分」へ宛てた手紙をタイムカプセルへ封入・埋設し、今回10年ぶりに開封を迎えました。当日には、当時の参加者27名が再会し、久しぶりに顔を合わせた仲間とともに、開封された手紙を読み盛り上がりました。
■お世話になりました 新高1-3年生”現場実習”を行いました
新篠津高等養護学校の1年生が10月1日から6日間、3年生が9月1日から6週間の期間、村内外の事業所等で現場実習を行いました。
両学年とも、実習先の方々から温かい励ましの言葉やご指導を頂き、おかげをもちまして、実習を無事に終えることができました。また3年生は、それぞれ自分の進路に向き合い、将来を見据えた実習に挑みました。
この実習を通して「職場でのコミュニケーションの大事さ」「働くことの楽しさや大変さ」を改めて実感したようです。3年生の実習に至るまでには学校の学習以外にも1・2年生の時にお世話になった村での現場実習が礎になっています。
今後とも本校の活動にご協力をお願いするとともに、生徒たちの成長を見守っていただけたら幸いです。
文章写真提供:新篠津高等養護学校
(※写真は本紙参照)
■災害に備える―〝新篠津村水防協力団体認定書交付式〟を実施
10月8日、役場にて新篠津村の水防協力団体として認定された、草野作工株式会社及び北土建設株式会社に石塚村長から「新篠津村水防協力団体認定書」の交付が行われました。
水防協力団体とは、地域の水防力を強化するため、水防団等が行う水防活動と連携し、水防に関する普及啓発活動、災害時の巡視、水防に必要な資材の提供等の後方支援などを行う団体です。
石塚村長は「近年は北海道においても線状降水帯が発生するなど水害の危険がある。石狩川を抱える村としてしっかり準備をしていきたい」と語りました。
近年、全国で激甚化・頻発化している豪雨災害等に備え、新篠津村は水防協力団体と連携し、一体となって防災体制の強化を目指します。
■災害時に活用を―札幌北法人会″災害時用毛布〟を寄贈
10月17日、札幌北法人会から村へ、社会貢献活動として災害時用毛布が寄贈されました。
この活動は平成26年から続き、寄贈された災害時用毛布は、災害の際、避難所等で使用する予定です。
札幌北法人会は、札幌北税務署管内の法人が会員として組織している、札幌国税局の許可を受けた公益法人です。会員企業一社では実施が難しい、地域振興や環境美化などのボランティア等に取り組んでおり、今回の寄贈もその一環です。
■新小6年生“小豆の脱穀”を体験
10月15日、新篠津小学校にて、新小6年生が地域住民と一緒に小豆の脱穀を体験しました。
この授業は、児童が伝統文化に触れる機会として、年に数回行われている「ふれあい塾」の一環として開催。今回は、6名の熟生を指導役として迎え行われました。
最初はブルーシートの上に置いた豆を専用の棒で叩き、さやから豆を取り出しました。続いて、ふるいを使って小豆と茎・葉を選別。その後、専用の農機具を使用してさらに選り分けを行い、袋に詰める作業を体験しました。
熟生のアドバイスを参考に、初めての小豆脱穀を楽しく行いました。
