- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道福島町
- 広報紙名 : 広報ふくしま 令和7年1月号 No.818
■福島町長 鳴海 清春
合併70周年に感謝し、80年に向けて新たな道を歩む!
町民の皆さま、新年あけましておめでとうございます。本年もご家族おそろいで輝かしい新春を迎えられ、心からお喜び申し上げます。年頭にあたり今年は良き年の幕開けとなることを願うものであります。
さて、福島町は、町村合併促進法の施行により昭和30年1月1日に、福島町と吉岡村が合併し、新福島町が発足しております。
今年で新福島町が誕生し、70周年の節目を迎えることとなります。
先人たちが歩みを進めながら脈々と築きあげてきた“まち”福島町の灯を絶やすことなく、今を生きる私たちが次の世代へ引き継いでいく責務があります。
私は先人たちへの感謝の思いを胸に、新たな歩みを町民の皆さまと共に覚悟をもって進めてまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
今年1年、さまざまな記念行事などが予定されておりますので、町民の皆さま方の参加とご協力をお願いいたします。
町内では、新たな吉岡温泉がリニューアルオープンし多くの方々にご利用いただいております。
また、青の洞窟を巡る岩部クルーズがまちの新たな顔として定着し、道の駅もリニューアルされ、加えてアワビカレーやいかトンビパスタなど新たな食が地元の商店で提供されるなど、新たな事業が着実に根付いた年でもありました。
さらに、福島商業高校の存続に向けた全国募集が2年目を迎え、全国から学びを求めて集まった生徒が更なる生徒を呼び込むなど、新潮学舎を中心に新たな潮流が生まれております。
町では、第6次(令和6年~令和13年)の福島町総合計画を基本にまちづくりを推進しております。
国の関係事業では、松前町白神と吉岡地区をつなぐ新たな白神防災道路が順調に推進されており、早期の事業実施に向けて国の予算確保に努めてまいります。
町の事業では、若者などの定住を図る町有住宅建設などが計画されております。
町民一人ひとりが夢と希望と勇気を持って行動すること、それがまちづくりの実現に欠かせない要素となりますので、町民の皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
新たな1年の初めにあたり、福島町に住むすべての方が幸せを感じるような町政に努めるとともに、町民の笑顔が広がるよう皆さまに寄り添った行政を目指してまいります。
新しい年が町民の皆さま並びに福島町にとって燦々と輝く年となりますよう、心からご祈念申し上げ、年頭のあいさつといたします。
■福島町議会議長 溝部 幸基
熟議を尽くし実感できる政策提言、さらに情報発信・共有!
謹んで新春のお祝いを申し上げます
日頃から、議会に対し温かいご理解とご協力をいただき、心から厚くお礼を申し上げます。
昨年も、まちづくり・議会両基本条例の趣旨を踏まえ、町民の皆さまの期待に応えるべく、積極的に議会活動を進めてまいりました。
福島町議会が取り組んできた議会改革が再び評価され、早稲田大学マニフェスト研究所主催「議会改革度調査2023」(情報共有部門)において、全国1位の評価をいただきました。
本年も引き続き、両基本条例の趣旨に沿い、「熟議を尽くし実感できる政策提言」「さらに情報発信・共有」を心掛け、独任制の町長に対峙する合議制の議会であることをしっかり認識し、政策形成のできるだけ早い段階に議会・議員の意思を示し、計画・予算から決算・評価に至る各段階で政策の具現化を目指して、積極的な議会活動を展開してまいります。
昨年11月13日開催の第68回町村議会議長全国大会で、多くの町村において、長期的な人口減少、東京一極集中による過疎・少子高齢化、頻発する自然災害、諸物価の高騰などが深刻な問題となっており、自主財源が乏しい中で、増大する役割に迅速・的確に対応しなければならない厳しい状況下で、「地方創生の更なる推進、分権型社会の実現」「大規模災害からの復旧・復興、原発事故対応、防災・減災対策の強化」などの諸課題解決に向け、議会の機能強化、多様な人材の参画を目指す環境整備に向けた強力な取り組みなども必要であるとし、地方議会人が、一致結束し、果敢に行動していくと宣言・決議しております。
福島町議会としても、宣言・決議の趣旨をしっかり受け止め、厳しい状況を勘案し、より一層研鑽に励み、町民の負託に応え、議決責任・説明責任を果たすために、活発な議会活動を推進しなければなりません。
本年も「町民と議員の懇談会」を2月3日(月)から、皆さんのお話を聞くことを中心に開催いたしますので、積極的に参加し、率直なお話を聞かせていただきますようお願いいたします。
コロナ感染症も未だ完全収束とはならず、ワクチン接種が続いておりますし、インフルエンザの発症も多く、児童・生徒など、感染の低年齢化も懸念されますので、予防(手洗い・消毒・マスク着用など)の徹底を恒常化することが大切です。
町民の皆さまのご多幸とご健勝を心からご祈念申し上げ、新春のごあいさつとさせていただきます。