- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道福島町
- 広報紙名 : 広報ふくしま 令和7年4月号 No.821
感染性胃腸炎は、感染力が強く1年を通して発生する可能性があります。
正しい予防方法で家庭内での感染を防ぎましょう。
■感染予防のポイント
▼手洗い
・調理前後、食事前、トイレの後などに、石けんを使ってしっかりと手を洗いましょう
・手洗い後は、タオルを共用せず、個人用タオルかペーパータオルを使用しましょう
▼おう吐物、便などの処理
・ウイルスによる感染性胃腸炎の場合、感染している人のおう吐物や便から二次感染します
・使い捨てのマスクや手袋、ガウンなどを着用し、消毒液で消毒しましょう
■消毒液の作り方
家庭用の次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤(製品濃度が約5%の場合)を水で薄めます。
▼おう吐物などの処理用消毒液
(1)おう吐物をペーパータオルや布などで覆い、外側から内側へ向けて静かに拭き取る。
(2)拭き取ったペーパータオルなどは、ただちにゴミ袋に入れ、作った消毒液を入れ密封して廃棄する。
(3)おう吐物を拭き取った後の床などは、作った消毒液で浸すように拭き、10分後に水拭きをする。
○水500ミリリットルに対して、ペットボトルのキャップ2杯弱(約10ミリリットル)
▼衣類がおう吐物などで汚れた場合
(1)ペーパータオルや布などで、衣類に付着したおう吐物などを覆い、ウイルスが飛び散らないようにしながら汚物を取り除く。
(2)洗剤を入れた水の中で、静かにもみ洗いをする。
(3)おう吐物処理用消毒液に10分程度つけこむ。
(4)他の衣類とは分けて洗う。
(5)もみ洗いした場所は、下記の消毒液で消毒し、洗剤を使って掃除をする。
▼トイレの取っ手・トイレの床などの拭き取り消毒液
(1)消毒液を浸したペーパータオルなどで拭く。
(2)塩素系漂白剤は金属腐食性があるので、10分程度おいた後で水拭きをする。
○水500ミリリットルに対して、ペットボトルのキャップ0.5杯弱(約2ミリリットル)
※ペットボトルを利用して作る際は、誤飲に注意してください。
※消毒液は使用時に希釈し、毎日交換してください。また、使用時は十分に換気を行ってください。
■やまゆりクリニックからのお願い
3日以内に37.0℃以上の発熱や風邪症状のある方は、来院される前にお電話でご連絡をお願いいたします。
福島町国民健康保険診療所 やまゆりクリニック