くらし 最近のできごと

■鹿部産コンブを食べた羊のジンギスカンが給食に
北海道大学院生が大沼流山牧場で研究
これまで廃棄されていた鹿部産コンブの根本の部分を加工し、餌に配合されたものを食べた羊の「ジンギスカン」が1月29日に幼稚園、小中学校の学校給食で提供されました。
この羊肉は、北海道大学院生の辻井さんが大沼流山牧場で研究しており、同牧場のご厚意で羊肉18kgが無償提供されました。給食では、羊肉本来の味を堪能するために「塩麹」で味付けしました。
近い将来、町民皆さんの食卓でも鹿部産コンブを食べた羊のジンギスカンを味わう日がくるかもしれません。

■厳しい寒さの中、20名が一夜
厳冬期の避難所を再現した宿泊訓練
厳冬期の避難所を疑似的に再現した宿泊訓練を2月21日午後7時から22日午前9時にかけて、総合体育館で実施しました。北海道駒ケ岳火山噴火避難訓練の一環として、第1次避難区域となる本別地区(出来澗・鹿部リゾート地区含む)の避難を想定し、事前に申し込みのあった20名に参加していただきました。
訓練中は、停電時と同じく暖房設備が使用できない状況とし、室温が最低10℃、屋外の気温が-7℃まで下がる厳しい環境の中、参加者は段ボールベッドと簡易テントを自ら組み立て、支給された毛布2枚とアルミ蒸着シートでできた簡易の寝袋、各自で持参した防寒グッズなどで一夜を過ごしました。翌朝は、水を入れるだけで食材を加熱することができる非常食加熱セットで温かい朝食を作り、訓練を終了しました。
町では、アンケートなどで皆さんからいただいた貴重なご意見を、今後の防災対策に反映していきます。ご協力ありがとうございました。

■柔らかいお肉おいしい!
給食で大沼牛のビーフカレー提供
オリジナル飼料で「牛の健康」にこだわった大沼牛を使ったビーフカレーが3月7日、幼稚園、小中学校の給食で登場しました。
この牛肉は、北海道産牛肉消費拡大強化対策実行委員会の企画で、七飯町の小澤牧場(株)から「はこだて大沼牛」30kgが寄贈されました。
園児や児童、生徒からは「お肉が柔らかくてすごく美味しい」という声が多く聞かれ、笑顔で頬張り、おかわりをする姿も見られました。